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あンちくしょう劇 [堂本剛]


「ちくしょう」
このセンテンスで止まっちまったんで、横道へそれてみる。
「畜生」は基本的にダーティーなイメージがありまして、「鬼畜米英!!」なんて国が国民をマインドコントロールするのに使われたキャッチコピーだったり、って自分も時事ニュースやシネマの中だけでしか知りません。
それにしても・・・畜生に餓鬼もつけて刷り込みです。
漢字の「畜生」はペットにも失礼だし畜産農家もいい気分はしないだろう。
プラトニックには「餓鬼」もありまして・・・

「ガキみたいなこと言うんじゃねエ!」
こちら佐伯武彦元ダンの口癖の「餓鬼」で、体育会系なら・・・言いそうです。
「ガキ」でも子供を呼ぶのには最下層なのに昭和では「糞」「悪」と念を入れたガキもある。
平成の時代は「ヤンチャ」が多く使われるようになったが「糞」「悪」で念は入れない。
佐伯パパのガキとは沙莉ちゃんなのですから佐伯パパの可愛がり方は「昭和」です。

昭和のシネマでも「ちくしょう」がタイトルに入ったロードムービーがあった。
こっちのほうは明るく楽しそうなワルガキ大暴れの「ちくしょう」です。
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ただし「あン」が前にあるので印象がちがうのです。
公開当時は流行ったんかな・・・あンちくしょうって。
平仮名の「あ」にカタカナの「ン」おしゃれな造語タイトルで、どんなもんヤです。
ネットで調べたが映画公開は1962年、「蔵原惟繕監督の浅丘ルリ子による典子三部作の第1作目に当たる」
とあるから「典子」を演じる浅丘ルリ子さんミューズの作品なんだ。
公開は相手役の石原裕次郎が主演級の扱いで「小喜利の私」でおなじみの顔出しボードみたいなポスターです。
本編を見た記憶があるがまったく内容そのものは覚えてない。
強烈な「あんちくしょう」のタイトルだけ覚えてる。
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ルリ子さん最新モデルのジャガーXK120を駆って日本縦断の跳ね返り娘、コケティシュで小悪魔でスタリシュでチョーかっこいい女です。
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中山美穂さん同様「目」にすごい力ありました。
気が強くて周囲をかく乱するワガママが許されるのは美しくキラキラ光る大きな瞳が必要です。
今も昔もね。

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憎いあンちくしょう:裕次郎&ルリ子
普遍的LOVEシーンです。

アーモンドeyeにぷくぷくほっぺな裕ちゃん

似てるちくしょう

ドラマの「ちくしょう」は未だにワカラン。


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