サイキック劇 [堂本剛]
プラトニック
第3回「娘の初恋」
Summer Snowオープニング
登場人物紹介にあった広末省吾くん(21歳)演じるのは前田光輝君23歳
沙良さん経営のコンビニエンスストアに最近入ったアルバイト店員。
手を握った相手の近未来が見えるという、不思議な力を持っている。
紹介文の「不思議な力を持っている」とは使われて無い70%の脳「NIGHT HEAD」の中の一つの要素。
こうなると「ファンタジーなドラマじゃん」となる。
「NIGHT HEAD」脚本:監督 飯田譲治氏1992年〜1993年のフジテレビ系ドラマです。
豊川悦司&武田真治演じる超能力者の霧原兄弟のサイコドラマは深夜枠にもかかわらず大ヒットし、一大ムーブメントを起こした。
武田真治君演じる「霧原直也」の超能力は他人に触れると過去、未来の負の行動が見える力「サイキック・リーディング」です・・・
ただし、プラトニックの省吾君チャラ男が入っている風で自分の能力を深刻には思ってないしペラペラ喋っちゃう。
それでも負の状態の患者が集まる「病院」はニガテのようでした。
コンビニエンスストアで思い出すのは台湾からの国費留学生の友だち、日本の物価高にバイトをしないとやっていけない。
時間の都合や休みの融通のきくコンビニエンスストアが勤務先となる。
人気のアルバイトで夕方から夜の時間帯は日本人で埋まっちゃう。
従って深夜番といわれるキツイ時間帯になるんだそうで、深夜から夜明けのコンビ二に一文字漢字の名札の店員さんで「アリガトウゴザイマシタ」となる。
昼間は東大大学院で講義を受けてる高学歴な「コンビ二の店員さん」なこともあるのです。
超能力青年がいてもおかしくしくないコンビニエンスストアという宇宙です。
キツイキビシイキケンなお仕事なのは勤務中「青年」の遭遇する事件でも解る。
入れ替わりも激しい。
広末省吾君も先輩の小言に「やめまーーーーす」でしたからね。
謎の「青年」が沙良と知り合ってその深夜からいきなりレジ打ちしていても「あるある」なのです。
時間枠が違うので3人が一緒に勤務することはないが・・・予告では青年の「死」を見ちゃう展開なようです。
広末省吾君が沙莉の手に触れることで察知した青空、白いビーチ、素足で駆ける少女、こぼれる笑顔、弾ける笑い声
まんま「Summer Snow」広末じゃないか!!
省吾は字は違うが「ホームドラマ!」の将吾じゃないか!!
などと軽いノリのツッコミを入れたくなる明るいキャラクターの超能力青年でした。
もうヒトツのNIGHT HEADは沙良さん沙莉ちゃん親子にだけある「コールドリーディング」
こちらは超能力、霊能力には関係なく相手の表情、会話の中から相手の意識、体験を読み取り情報を知ることができる。
初恋の少年に対して母親がしたこと一瞬で見抜た「娘の初恋」第1回目で「何かいい事あったのね、ママのことは何でも解る」と心臓提供者の出現で浮き立つ沙良を言い当てている。
隠し事のできない親子・・・ってのも怖いもので、洗脳という恐ろしい状態にだけはなって欲しく無い。
そして「声の調子」で沙良さんの変化を声で言い当てる「青年」
ナァナァな人間関係で折り合いをつけて生きてると、声の調子まで気が付かない自分です。
百年たっても解らない人だっている
耳に痛い台詞だ。