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理詰めな台詞劇 [堂本剛]

プラトニック
BSドラマはあらためて凄い領域(枠)なのを痛感する第3回放送でした。
凄いと思う理由は・・・

・視聴率のシバリが無い
・CM無しのノンストップ
・スポンサーの思惑が入らない
・総合放送の「NHKらしくならねばならない」から離れられる

つまり創り手の意思だけが
放り込まれるドラマ作品です。

それが今回このドラマへノメリ込ませた。

脚本の裏読み、深読み、予測読みも謎解きのようでオモシロイし、エンディングのアナザストーリー、アロマのメッセージ、サイキックリ−ディング、BGMの選曲によるメッセージなどなどの他に強烈な台詞のワードが毎回必ずあるのに気が付いた。
第1回目は「合理的」
第2回目は「普遍性」
第3回目は「諦観的(仕方ない)」

理数系の青年らしい「理詰め」の思考回路は真っ当な答えを出します。
情、精神論、慣例発想による行動の「烏合の衆」とは違い常識から逸脱しているように見えて「正道」です。
登場人物一人ひとりに変革をもたらす青年の言動とアロマメッセージがドラマの重要な骨格をになっている気がする。
人を変えるということで宗教ではない魂の救済とは、理詰め(哲学)のことなのかなと思うのです。
おりがみDSCN1418.jpg
人を変える、それに気がついたのが一回目放送の「黄色い鶴」のハンドルネームだった。
黄色い鶴を調べて「黄鶴楼」なる中国の伝説がヒットした。

昔ある町の居酒屋で道士(道教の教義を職業とする人)が酒を飲むが支払いができない。
店の主人は道士に好きなだけお酒を飲ませ代金は請求しなかった。
酒飲みの道士はその町を離れる際に店の壁に蜜柑の皮で「黄色い鶴」の絵を描き旅立って行った。
道士描いた「黄色い鶴の絵」は店の客が酒に酔い手拍子をするたび絵の黄色い鶴は舞いを踊り、動いた。
黄色い鶴の絵の評判を聞きつけ大勢の客が集まり店は大繁盛した。
その店はいつしか「黄鶴楼」と呼ばれるようになった。

読み飛ばせ「ふぅ〜ん」なお話ですが偶然町に滞在した道士が店の主人の気持ちを動かし厚くもてなされる。
返礼として道士は絵を残し立ち去る。
その後「絵」は人々に楽しみ与え、店主には利をもたらした。
なんだか「青年」の行動を思わせた。
死の刻限を知った上で青年の行動を真っ当にさせたのは「理詰め」の行動なように思える。
時折見せる「素顔」やアナザーストーリーの「普通」からでは到達できない、深い考えの行動です。
ジワジワと周囲の人間を変えつつある青年の言葉と行動は理にかない真っ当なだけに最初は否定はされるが主観を聴かされると納得する。
沙良さんが「鶴」をハンドルネームにした理由。
青年が「黄色い鶴」をハンドルネームで返した理由は解らない。
屁理屈(こじつけ)な理由かもしれませんが「直感」で青年と道士が結びつけた黄色い鶴でした。

文系発想のお話と蜜柑の皮の鶴の絵、に惹かれます。
ちなみのオレンジのアロマ効果:
リフレッシュやリラックス効果があり、不安や緊張、ストレス、うつ状態などから気分を前向きにする効果が期待できます。 また、安眠を促す製油としても知られていますので、就寝前に香らせるとよく、穏やかな作用ですので、お子様にも安心して使用できます。

 


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