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偽称劇 [堂本剛]

プラトニック
第3回「娘の初恋」
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沙莉ちゃんの失恋を癒すアロマレシピ
もしくは「初恋応援レシピ」

フランジパ二:(別名プルメリア精油)
 気持ちをほぐし、元気づける。
 恋する気分を高めます。
ベルガモット:(柑橘系)
 怒りやストレスなどの不の感情を和らげて、気持ちを落ち着かせてくれます。
 また、不安や憂うつなどの落ち込んできるときに元気 を与えてくれます。
 不眠にも効果的です。
ラベンダー:(植物精油)
 自律神経のバランスを調整する働きがありストレスや怒りを感じている心や不安や心配を抱えた心を癒す。
 深くリラックスさせる効果があり。
ネロリ:(柑橘系)
 生活や仕事のストレスを発散できていないときやショックな出来事があり心が深く傷ついている時などに。
 心を落ち着かせて精神を安定させてくれるといった精油です。
レディキャットミラー.jpg
病室に残された「手鏡とヘアブラシ」が映し出される。
沙莉の身繕いする浮き立つ心が解ります。
そして栓が外されたままの茶色の塗色小瓶。
青年のレシピのアロマエッセンスは一晩中沙莉ちゃんの心と脳へ浸透したんでしょうね。
暴挙とも言える無断外出の結果は沙良と青年の二人に対立を呼ぶ。
母親の捉える「娘の悲しみ」と青年の感じる「明日なき悲しみ」が激突です。
現実(リアル)の痛みと想像(ファンタジー)の痛みを選ぶなら悲しい現実を選ぶ。
リアルの一瞬が永遠のファンタジーを残し自分だけの思い出を創るのだから沙莉はほっとし安堵したと言い切る青年です。
普通の体じゃないと主張する母親に
普通の心だと声を荒げる「感情的」な青年の激高する姿はこの日を境に見なかった。
「やがて心が崩壊してしまう」
何べん見ても胸の苦しくなる台詞です。
沙良、青年の二人の沙莉への愛情と理解の深さから導かれる言葉なだけに。
突き詰め待っている・・・言葉は、

仕方ない・・・

アナザーストーリーのラストシーン
泣き崩れたこの姿こそ、したくても出来なかった
指輪を差し出す氷上のプロポーズに見えました。

仕方ない。





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