逆回転劇 [堂本剛]
Just singing in the rain
What a glorious feelin'
I'm happy again
I'm laughing at clouds
So dark up above
The sun's in my heart
And I'm ready for love
Come on with the rain
I've a smile on my face
I walk down the lane
With a happy refrain
Just singin',
Singin' in the rain
Dancin' in the rain
Dee-ah dee-ah dee-ah
Dee-ah dee-ah dee-ah
I'm happy again!
I'm singin' and dancin' in the rain!
I'm dancin' and singin' in the rain...
[Additional Verse]
Why am I smiling
And why do I sing?
Why does September
Seem sunny as spring?
Why do I get up
Each morning and start?
Happy and head up
With joy in my heart
Why is each new task
A trifle to do?
Because I am living
A life full of you.
なんで笑っていんだろう?
なんで歌っているんだろう?
なんで九月なのに
春のようなんだ?
なんで毎朝目覚めると
幸せを感じて
喜びにあふれて
なんで新しい仕事も
わけなく出来るんだろう?
だって
生きているから
台詞劇 [ココロ目]
二年前の今日始まった。 [shamanippon]
が。
二年前の2012年5月29日shamanipponの初日。
銀幕の天女劇 [堂本剛]
プラトニック
このドラマ、ヒロインは中山美穂さんです。
そのヒロインの相手役に選ばれたのが堂本剛さんです。
実はここに注目なのです。
BSプレミアムドラマも主演は女優さんなんです。
う〜〜んこれってプロデューサー陣が男性で企画プッシュするのが男性目線なんかな。
憧れのミューズ(女神)ありきでドラマに反映させる図式です。
プラトニックの場合もしかりです。
望月沙良ありきです。
日本映画界の系譜でいうと原節子→岸恵子→・・・
名だたる名監督がミューズとして作品に投影してきた女性像・・・
そうなのです。中山さんを見てると岸恵子さんを思い出す。
単にフランス在住で里帰りでお仕事をするという共通点だけではなく似てる。
岸サンがとりわけ演技力がずば抜けてるわけでもないむしろ一本調子、何をしてもキシケイコ。
存在そのもの絵的に印象に残る女優さんでした。
アンニュイ
知的
頑さ
メリハリフェイス
マダムなんだよね、マドモアゼルではない。
年齢を重ねるのをヨシとするフランスマダムなのです。
昭和の頃は銀幕と呼ばれ遥かかなたのスターは手の届かない人が女優です。
敗戦で自信をなくしうつむいてた日本人がフランス人と結婚しパリで暮らすという人生を切り開いた憧れの女優です。
現在のこの国にはカワイイ女優は大勢いるけど香りたつ映画女優さんがいないのです。
いたんだよねフランスに年齢を重ねマダムで香りたつ女優さんが。
それを見逃さない野島伸司さんを始めプロ集団、制作スタッフ。
女優さんを奇麗に撮ること、奇麗を感動に繋げて世にリリースし、共感に繋ぐこと。
このドラマは昭和の映画界がになってきて,平成で失われた「香り高き銀幕の世界」をテレビ界が逆転させている。
問題はそのミューズを更に際立たせるのは、恋をさせるのに匹敵する相手役です。
白羽の矢は渾身で娘に尽くす佳人に相応しい「何か」を持つ人を超えた男優となります。
一話を見終えて「謎の青年」と重さなるのは「薬師如来」あの慈悲を見て取れる眼差しでした。
人々を病の苦痛から救う薬師如来さま始め剛さんの中に菩薩か観音さまを感じます。
小動物的な可愛いいから・・・次の引き出しには入っていたのはそれだったんですね。
完売 [Goods]
ゲエッ
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賢治の猫さん発見 [堂本剛]
ワオ!宇野氏と横尾忠則氏昭和のイラストレーターの草分け健在です。
リアルファンタジー [ココロ目]
BSプレミアムドラマ「PLATONIC」
第一回目放送「ストレンジャー」
痛みからスタートだった。
出産シーンからの始まりは視聴者側の置かれてる立位置で千差万別な感情を引き出す入り口でした。
ずるいです。
男性にとっては永遠のコンプレックス。
出産経験の無い女性には未知の恐怖。
産科の医者はリアルに言う
「もうそろそろ出ますよー」
「はい出ました」
闇を通って出ることで生命の誕生を得る。
「もうじき生まれますよ・・・」
通念のお医者さまのファンタジーな言葉はなかったのです。
冒頭ナレーションにこの分娩室の医者のセリフ、冒頭の展開からして野島伸司です。
謎の青年の登場には口笛ニストの隠れ技があり流れる曲はSingn'in the rain「雨に唄えば」・・・
えらく古くさいアメリカ、ミュージカル映画が登場した。
久々のシリアスドラマの相手役ということでファンの期待もマックスで始まった第一話です。
設定が特殊なのも現実離れしてますが2009年公開「私の中のあなた」が実話をもとに制作され当時は倫理観、医療の現実が家族愛として「我が身」に置き換えて考えさせられる映画になり注目を浴びました。
今回の「プラトニック」は同じ臓器移植を取り上げた「サマースノー」が民放的ロマンティクドラマなのに対してどこまで家族、倫理、哲学、医療と登場人物の置かれる背景がリアルに掘り下げられてくのは充分に予測できます。
民放のように制作に横車が入るとは思えない「BSプレミアム枠」ですが有料なこと、視聴者の意見も無視できない枠でもあるのです。
作品は作り手のみで創るもの
「囚われの愛」より「美のイデア」リアルをファンタジーで最後まで貫いて欲しいドラマです。
RADIOの中でPLATONIC [RADIO]
スタジオP [shamanippon]
鬼子母神 [ココロ目]
鬼子母神
唐組と遭遇で、紅テントが目の前に現れた。
唐十郎代表作「桃太郎の母」は21年ぶりに新宿/花園神社、そして明日からはこちら雑司ヶ谷/鬼子母神境内で上演。
アングラ四天王の唐十郎、健在だったんだね。
4月30日のカルメンマキさんのツブヤキで寺山修司夫人だった九篠今日子さんが亡くなられたことを知った。
マキの代表作「時には母のない子のように」は寺山の詩です。
九篠さんは寺山修司の没後も寺山ワールドを後世に伝える活動をされてたようだ。
アングラ、っていうと「母親」と思いつくぐらい作品の題材と作品の人気が一致する。
寺山の代表作「毛皮のマリー」「心毒丸」そして目の前に出現した唐さんの「桃太郎の母」
プラトニックの第一回目放送を目前にしてこの「母モノ」、しかも場所は「鬼子母神」です。
平成の時代ではアバンギャルドが旗を振りかざして通れなくなった。
東京のエアポケットのような雑司ヶ谷で「母モノ」はひっそりと続いてた。
プラトニックは野島作品の中でも「母モノ」になる。
「コンビニエンスストア」という場所は唐十郎の「コインロッカー」に相当する異次元へ入る扉です。
コンビ二がなぜ扉なのか、貧困と育児放棄の匂いを感じることがある。
ニュースでしか目に触れない社会の問題を「コンビ二」にはあるからです。
以前コンビ二で目撃した親子の会話
ママ:「今晩の御飯はどれにするの?」
子供:オニギリの棚を指差す僕とおねちゃん
ママ:「朝ごはんのパンも選んで来てちょうだい」
ニュースでは唯一栄養源は学校給食で夏休みが明けて登校する学童の中で激痩せ児童を見て家庭内環境を把握するとあった。
ドラマ、プラトニックのあらすじの中にはすでにネットカフェ難民状態の「謎の青年」
「品格を重んじる訳ありホームレス」と「廃棄処分のコンビ二弁当」
「コンビ二の万引き」社会片隅に追いやられた現実の裏社会「アングラ」の匂いがあちこちにある。
世相をフンダンに取り入れるのが野島伸司の「ホン」ですからね。
現実を現実視し感動を引き寄せる昭和のアンダーグランドの「母モノ」をこの鬼子母神で出逢えたこと鬼子母神の由来とあわせても不思議な気持ちになった日だった。
BSドラマ「プラトニック」がドラマの変革の先鋒「アングラドラマ」になりうるのかな・・・と。