紫小瓶の悲劇

紫の小瓶：第一話青年登場で作ってた自分用の香水です。

フリカエルと気がついた、ドラマの中で「青年」が話題にした映画

「死ぬまでにした１０のこと」

この１０の事のうち二つ以外は「青年」と「沙良さん」は実行している。

ただしタイトルは違う

「青年が死んだ今までにした１０のこと」です。

映画とドラマを比べてみた。

死ぬまでにしたい１０のこと

カナダ・スペイン合作映画2013.10公開

原作：ナンシー・キンケイド

脚本・監督：イザベル・コイシェ

主人公：幼い二児の母親アン（23歳）余命2ヶ月を宣告され実行に移す１０のこと。

「死ぬまでにしたい１０のこと」この映画を見たらしい青年が沙良さんと話題にした。

余命告知をされた映画の主人公が深夜のカフェで書いた、たわいもないコトも含むメモです。

・Tell my daughters I love them several times a day.
　娘たちに毎日「愛してる」と言う。

・「愛してる」の言葉の代わりに青年と沙良さんは沙莉ちゃんにはつくしてました。

・Find Don a new wife who the girls like.
   娘たちの気に入る新しいママを見つける。 

・「青年」は佐伯パパに未来を託し、沙良は元旦那との復縁します。

・Record birthday messages for the girls for every year until they're 18.
　娘たちが18歳になるまで毎年贈る誕生日のメッセージを録音する。 

・「青年」はダイイングメッセージを残し沙良は日々ビデオを見つめてる。

・Go to Whalebay Beach together and have a big picnic.
　家族でビーチに行く。

・第8話で復元した家族でビーチへ行きます。

・Smoke and drink as much as I want.
　好きなだけお酒とタバコを楽しむ。

酒とタバコってのは映画のヒロインの好みなんでね。

これはない。

・Say what I'm thinking.
　思っていることを話す。

・第８話せきを切ったように自分の考えを主張する沙良さんへ変貌していた。

　弟和久も初めて見る自分を持たなかった姉の形相に息を止めてみつめる。

　青年もまた合理的に行動しようとした「私」社会的に行動していた「僕」

　本来の自然な姿「俺」の３つの行動が一つになり思ってた行動を起こします。

・Make love with other men to see what it is like. 

　夫以外の人とつきあってみる。 

・沙良の再婚で実現

・Make someone fall in love with me.
　誰かが私と恋に落ちるよう誘惑する。

・第５話の「恋」

・Go and see Dad in jail. 

　刑務所にいるパパに会いに行く。
・ドラマでは描かれてはいないが崩壊し疎遠だった沙良の父母との和解も考えられる。

・Get some false nails( and do something with my hair).
　爪とヘアスタイルを変える。 

・マーサ伯母さんのアドバイス、女は女神にも悪魔にもなれる。

こうして書き出すとドラマに張り巡らされた伏線はあちらこちらにあるのです。

伏線の発見と謎解きがこのドラマにのめり込ませる要素にもなっていた。

第1話「青年」登場シーンで作っていた香水はレシピは解りませんが「紫の小瓶」に詰められた自分用。

第８話佐伯パパ用レシピの香りは「紫の小瓶」に詰めて贈られた。

沙良が緑の小瓶、その他の人たちへは茶色の小瓶です。

紫の小瓶に込められた青年の願いは佐伯へ渡されていたのです。

目には見えない香りとカタチでみせるハーフスマイル

こんな伏線、映画好きにはたまらない「何か」が隠されたミステリードラマでした。

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初音ミク毒性アリ。