ラストアロマレシピ劇 [堂本剛]
プラト二ック
第8話最終章 演出:大塚恭司
「オネスティ」
佐伯武彦に贈るラストアロマ
(未来を託しサバイバルを応援するアロマ)
ジュニパーベリー:フルーツ
落ち込んだ気持ちをリフレッシュさせ、新たなことに前向きに取り組めるように、チャレンジ精神を高めたいときに役立つ精油です。
頭をクリアしてスッキリとさせ、集中力アップの効果があります。
レモン 9滴:柑橘系
頭をすっきりとリフレッシュして、集中力や記憶力が高める効果があります。
フランキンセンス:樹脂系(乳香、キリスト誕生の東方三賢人の貢ぎ物のひとつ)
心と呼吸を落ち着かせる作用があり、不安や緊張、恐怖、パニックなどに有効です。
シダーウッドアトラス:ウッディー
無気力で散漫なときに、脳を活性化し、集中力をアップさせる効果が期待できます。
鎮静作用により、不安や緊張を和らげます
佐伯パパへ紫色の小瓶を渡すシーンが6月13日収録で吉田栄作さんのクランクアップ報告の日でした。
東京スカイツリーを背景に隅田川河川公園で最後の話し合いがされます。
リアル(現実的)で建設的な佐伯の人生設計は男気がある。
佐伯武彦の江戸っ子ベランメイな話言葉は名古屋出身の「青年」のゆったりした言葉とは対照的です。
死語のような「竹を割ったような性格」で「てやんでぃ」な気持ちは「東京モン」には伝わる名シーンでした。
イナセな棟梁はウブなアンちゃんにココロの中で呟いているアナザーナレーション
「こちとら江戸っ子よ、亭主が女房の機嫌とりに歯の浮くような言葉なんざぁ言えねってもんよ」
「宵越しの銭なんぞチャンチャラ可笑しくって持てねえぜ、糞借金してもアメリカへ行くぜ」
「また女房に戻れ、なんて野暮なことなんぞ正面きって出来ねえなぁ」
「ココ一番って時にゃぁオトコってモンは1歩も引けねえもんだよ」
てなことなんだ。
野島オリジナル脚本
ハーフスマイルのアンちゃんのムナクソ悪さに
「その馬鹿ッ丁寧な言い方ヤメろ、イライラすらぁ」
何ニヤニヤしてんだクソッタレが、うっわー調子狂うなー」
青年がモゾモゾとコートの右ポケットから取り出し上げるのが紫の小瓶でした。
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同じ女性を奪い合う相手として佐伯武彦は・・・いい奴なのでした。
最終章の回にはフレグランス武彦の他に、寝室のゼラニウム、ラストショットの沙良の香りの緑の小瓶が再出発の親子三人の風景に置かれます。
それにしても真剣な話し合いの背後、赤いジャージーの女子学生がランニングで走り抜けます。
炎天下の練習はかなり疲労困憊な様子でヨレヨレでです。
このシーンの意味するものは・・・なんじゃろ。
演出は初回と同じの大塚恭司さんに伺いたいもんです。
佐伯パパのアロマリアクションは、嗅いで一瞬で表情がホコロビ幸せなハーフスマイルになりますが・・・
すぐ元のキビシイ顔に戻ります。
「苦手だけど憎めねぇアンちゃんだ」
青年はハッキリ言葉で伝えます。
野島オリジナル脚本
青年「あなたのこと嫌いじゃないんです。」
佐伯「できればよ、同じ女争いたくなかってか」
青年「ええ、本当に」
歩きだす青年の背中に
佐伯「送るぜ・・」
青年「時には愛を恥ずかしげもなく語るのもいい。」
「天気もいいんで歩きます」
佐伯への最後のメッセージに「新たな前向きな気持ちを高める」ジュ二パーベリーの効能を選んでるのでした。
香りは一瞬であの頃を連れて来る。
佐伯の左脳には「アンちゃんのくれた紫の小瓶」の魔法が残っている。
あの日くれた茶色の小瓶♪