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人間なんてらーららーらーらら [shamanippon]

吉田拓郎2.jpg
本日買いそびれたブルーレイ買いに銀座山野へ。
入荷は初回盤か通常盤ブルーレイでどちらになるか不明だったが
初回盤「King☆KinKi Kids 2011−2012」で入荷した。
会計を終え帰りしなふと見ると目に入ったのが
41Hmia-Ep5L.jpg
吉田拓郎かぐや姫1975Concert Tsumagoi
&’79篠島アイランド コンサート
'75年収録ステージ本編のデータが行方不明だったが、あちこちの倉庫に埋もれてたのが見つかりブルーレイにて発売。
さすがにノイズが酷くて完璧にデジタルへに洗い直しはきかないが従来発売のビデオよりは数段映像が鮮明だと・・。
こちらもお買い上げ。
鑑賞会は急遽こちらへシフト
「つま恋」のコンサートのドキュメンタリー記録は、わざとらしい演出やリハ風景などの編集で満載なのだが、70年代をリアルに記録していた。
当時も現在もガテンのお兄さんたちの仕事ぶりもキッチリ押さえられてる。
彼らチカラ無くして会場建設ができないのは現代も変わらない。
クレーンでつり下げられて出来上がるステージのテント。
ダダッ広い空き地に冊の組み立てが始まり会場に変貌する記録。
続々と集まるオーディエンスの嬉々とした姿が映画のように残されていた。
夜通しの徹夜LIVEに対応するため、警察、最寄りの掛川駅、果ては教育委員会のお偉いさんのインタビューまで入ってる。
当時のオトナを説得するのに難儀したことは周知の事実。
なんせ徹夜LIVEです。
人口が6万人の掛川に5万人がゾロゾロ集結するのですから地元民の不安も解る。
当然12時間のLIVEシーンは全部は入ってはいない。
伝説になっているラストの「人間なんて」は夜明けを見ながらの5万人の大合唱がエンディングとして収録されてた。
画面には
キラキラ輝く観客の汗
溢れた涙でグチャグチャな泣き顔
真剣な瞳でステージを見つめる男のコ
想いのたけ振り絞り歌う顔が画面いっぱいにひろがる。

にんげんなんてららーらーららら らら

何かがほしいおいら
それがなんだかわからない
だけど何かがたりないよ
いまの自分もおかしいよ
そらにうかぶ雲は
いつかどこかへとんでゆく
そこになにかがあるんだろうか
それは誰にもわからない
「人間なんて」作詞:吉田拓郎

声も枯れ絶叫で歌う拓郎
そして朝日のあがるその時までひたすらくり返す


にんげんなんて ららーらーらーららら らら
にんげんなんて ららーら らーららら らら
そして観客の顔・顔・顔です。

ギブソンアンティークローズ2.png
このラストシーンはshamanipponの感動のラストと重なった。

あーニッポン ニッポン
あーニッポン ニッポン
あーニッポン ニッポン

29日あの夜も、同じ顔・顔・顔だった。
時代が変わっても
信じて慕うアーティストには同じ笑顔とキラキラ輝く瞳が注がれる
このLIVE映像を今見ても古いと思わないのは
ほんの数日前にも同じ顔のオーディエンスをこの目で見たからだと思う。



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