LIVEでCDはしない [RADIO]
bay fm78Fashion & Music Book
8月11日放送
CDの再現に徹するLIVEはやりたくない。
LIVEの意味が無くなる。
LIVEでオーディエンスの笑顔と輝く瞳を感じて歌うから「音」が変わったりするのを体感して欲しい。
オーディエンスの反応で
LIVEで思いがけない曲ができる
CD制作のスタジオ環境が無いからこそ生まれるもの
LIVEの「時」のグルーブから生まれる、それが良い
喧嘩できるドンも言ってる
機械じゃないのだからノリの合う日もそうでない日もあるってことは
6月29日に体験した。だから「LIVE」です。
譜面にガチガチになるのでは無くメンバー間で楽器の会話。
そうは言っても進行上時間の制約はあります。
今回のセトリも見事に時間枠の中に収まるるのです、パーフェクトに。
オトナの要求する大意は知っていて、かわす。
ヤンチャをしているようで進行は見事に夜9時までの大音量規制に合っています。
即興が多い日もあるが終わりは九時半・・・
そのへんは感心します。
ただしオーラスは長かった5時間です。
楽しいと時間感覚が麻痺しあっという間でした。
CD盤の「ラカチノトヒ」をLIVEではmoonで通した。
十川さん伴奏での登場が多いのでバランスで配置かな・・・。
アルバムを聴いた時、LIVEではsun,moonの二つを日替わりで聞きたいと思っていた。
LIVEでsun-arrange をドラマティックに聞きたかったのです。
CDはCDのいつでも同じに逢える安心感が魅力ですがLIVEのその日のの反応で変わる様を聞きたいのです。
スタジオで練り込んで最善を尽くした録音もファンとしては捨てがたい。
音楽は頑張らない。
音楽を楽しまないとお音楽ではない
最近の楽しんでステージで表現すればオーディエンスに伝わる、それを体験して欲しい。
それにつながる言葉でした。
ガンバッテ音楽を聴くのは辛いものです。
クラッシクを好きになるまで「頑張る」期間は退屈でした。
あの感覚かなぁ〜。
ある時期から「交響曲、すげえ面白い」と思った時からクラッシク、オペラが楽しいジャンルに変貌した。
なるほろ、今回新調の五弦ベースの登場が少ないのも「ガンバッて弾く」では伝わらない。
六月三日の五弦ベース初披露の時に思ったのは「オーディエンスを忘れているなぁー」と感じたことでもある。
8歳でレッチリに目覚め15歳から本格的にLIVE活動ベース一本に人生をかけてるベースマンが背後にいるのです。
25歳にして10年のベース専門のキャリア。
比較して技術云々はありえない。
五弦ベースに遊ばれているより、楽しんで格闘している方が見ていて気持ちがいい。
オーラスでは再度登場したようだが、エントランスのモニターでは確認できずにいた。
ただ、多門くんではない誰かの演奏するベース音は聞こえて来た。
軽やかだったのだけは覚えてる。
ハイテンションでウキウキしている600人のオーディエンスが目前にいるのだから走らないわけがない。
この日のRADIOは言葉を選び選びながら「本当に伝えたいこと」をキチンと伝えていた。
この放送がある限りステージでは語られはしないが伝えたい「意思」を読み取ることができる。
たかがRADIOされどRADIOなのです。
LIVEとセットで初めて一つになる伝言版なのです。
オトナは建てるのにあっという間、1ヶ月できるという。
shipという名のシアターがTANKになるのは
オトナは「入魂」という時間の計算が入っていない
プレハブが豪華客船に変貌するのには41公演が必要だった。