奈良と奄美大島の不思議な関係 [shamanara]
shamanippon的ガイドmemo
奈良漬けは青いパパイヤ?
1993年「青いパパイヤの香り」より主人公が料理を習うシーン
暑い、打倒食欲減退のアイディアは南に学べです。
ゴーヤチャンプル、モロヘイヤ&トマトの王様スープにあれですか・・・で
鶏飯に挑戦
問題は食感、味で重要なポジショニングの「青いパパイヤ」が手に入らないこと
今回は銀座の沖縄のお店で388円也で購入、塩漬け造り置きしていたのでクリア
ネット検索でレシピを見ながら作ります。
「青いパパイヤの香り」大好きなこの映画を見て「青いパパイヤ」が気になっていた。
パパイヤって果物なのにベトナムじゃ料理して食べちゃうんだと。
映画の主人公(この映画には悪い人はひとりも出てきません)10歳で奉公にでた少女の成長の物語です。
青いパパイヤの皮むきが子供には難しかったが成長とともに料理も上達、働き者の清純な魂を持つ大人の女性になる過程を丹念に映像にした名作です。
そのパパイヤがネ・・・沖縄、奄美では普通の野菜で売られてるのですが今だかつて東京で売られてるのを見た事が無い。
今回は良しとしても続けるの困難です。
で驚いたレシピにパパイヤが無い場合は
「奈良漬を使用してください」とある。
珍皮も他の柑橘系なら大丈夫
他の柑橘系ということで冷凍してある柚子の皮にする
簡単で美味しいし食欲の出る料理です。
鶏ガラスープはお茶づけ用なのに結局はご飯にかけずスープで頂く
具材は沖縄陶器ご飯は自作、スープは韓国土産の片口器で盛る。
箸置きも沖縄久米島ビーチからの頂きもの。
それららしくなる。
鶏ガラは顆粒状の素で味を足す。
柚子の一味も使えます。
奈良漬は本場もんは酒粕漬けです。風味がある。
(日本中で売られているのは「奈良漬」では無い事、本ものを食べて知りました)
スイカがお勧めの食材。
漬け物を取り出した後はこの酒粕に市販のたまり漬けの奈良漬け風を
入れおくと味が数段あがる。
右が今井町「河合家」左は大和西大寺駅中の「山崎屋」さんで購入。
高いだけのことはある奥の深い奈良漬です。
パリで制作されたサイゴンを舞台に少女ムイの成長が瑞々しい
映画「青いパパイヤの香り」でしまってあった記憶が
奈良町のお店で食べた「奄美大島のもてなし料理」で再会し
「奈良漬」につながる不思議な関係を体験したのでした。