堂女 [shamanara]
syamanippon的ガイドmemo
歴女・仏女・堂女・・・と「堂本剛による奈良現象」を堂女と表現をしている奈良市民のブログを見つけてニヤつきました。
たしかに宗教とは関係なく仏像に会いにいくことを楽しんでる仏女です。
歴史は大和をキーワードに平城京までさかのぼる歴女です。
そして堂本剛の発言した地、出没した場所、ゆかりの地に訪れるのが「堂女」です。
今年はLIVE開催で観光客を動員したことで奈良市特別観光大使が表彰状を授けられた。
GW明けの6月〜7月は観光客が激減する閑散時期に例年にない増員がありホテル、旅館から感謝されている。
そりゃ〜〜行けないわぁ、あの暑さには怖じけずくってもんです。
にもかかわらずLIVEの41公演には、チケット有る無し関わらずファンが奈良入りする。
宿泊、飲食、お土産、観光施設へのチャリンは目に見える数字になる。
LIVE会場へ直行しそのまま帰るのであれば近畿日本鉄道のみが恩恵となるがそうではないのです。
今回も奈良の観光地あちこちで剛さんファンを見かけた。
剛さんが訪れたと知ればファンは行くのです。
珊瑚色に日傘は遠目でも立ちます。奈良の日差しを遮ります。
ファンにはもう一つ目印がある。
LIVEが開催されたお寺さんであれば親しみを覚えるのです。
「赤の何か・・・」を身に付けている。
それを知ったのは薬師寺サンの売店
自分の隣で買い物中の女性の観光課客二人連れに販売員さんが尋ねていた。
「堂本剛さんのコンサートにいらしたんですか?」
「?」
キョトンとするお二人
「あ〜赤いものが無いですね、赤いものを身につけてるのが目印だと教えて貰いましたから違いますね」
ビックリな推察と見識に思わず横入りしてしまう。
「私がそうですよ。。。これが目印」と履いてたボトムを指差す。
「失礼しました、なんせファンの方が大勢お見えなもんで・・・」
お線香お買い上げでチャリンしました。
24,000人プラスαな数字で確実に奈良づけな奈良好きを増やしています。
「堂」の文字には特別に反応を起こします。
しかも右読みの!
立て読みこちらは地元のミニ劇場
ということ「堂」で溢れてる奈良に新しく「堂女」が誕生。
昼は観光、夜はライブそのスタイルが定着している。
剛さんの影響で「朱印帳」マニアも急増中です。
宗教に深く関わるのではなくお寺さんから受ける古代からの伝言を聞きに伺っているのです。
普通の仏女、歴女とまったく変わりません。
奈良が温かく迎えてくれるから自分の「無知」を承知で拝観をくり返すのです。
そのアプローチの仕方は邪道かもしれません。
お寺さんや神社に親しみを持ち通うことでいずれは
深く仏の慈悲、悟りに近づいていくことになるのだと思うのです。
神社での手水舎の作法、鈴、二礼二拍手一礼の作法も大方の剛さんファンは知ってます。
そんなことが「堂女」になるのかな・・・と思うとホンワカするのです。