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ヨーコの唄 [ココロ目]

ジョン・レノンスーパーライブ思い出しmemo
ヨーコの唄
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シェーヴェ洞窟の最古壁画:手形による絵

「It Happened~Waiting For The D Train」武道館のオーディエンス99%が引いてしまったと思われるヨーコさんの唄です。
自分も彼女のアートは難解で近寄りがたく特にアルバムでもヨーコのパートは飛ばして聴いいてた。
2011年、琵琶伴奏の「Rising」を聴いてからと、剛さんの古代の音楽について想いを聴き続けて音楽の始まりはココから進化しているのだなぁと感じてから変わりました。
http://endli9cheri12.blog.so-net.ne.jp/archive/20111208
言語を持たないであろう先住の音楽が「叫び」じゃないのかと思えるのです。
Shamanまさにヨーコさんの肉体を通してシャーマンが現代に呼びかけている・・・そんな先人の繋がりを感じるようになっていた。
これは修学旅行で体験し強烈な思い出になったアイヌコタンで披露されてた「鶴の舞」にもつながる。その独特の節回しをしばらく歌い踊っては家族の顰蹙を買いました。
アメリカ先住民族のサンダンスや、男子ならあのコマンチやアパッチ雄叫び遊びの記憶があるはず、それに似ているアイヌ伝承音楽で、今聴いてもアイヌ音楽は魂を持っていかれる。
多分、アフリカを始め世界中に点在するシャーマンの口述により残されている伝承音楽には「魂を動かす」何かが潜んでいると思う。ヨーコさんの絶叫歌をアートと捕らえるか、奇妙と受け取るかそれは個人の感性でしかない。
世界で認められる「前衛アーティスト」だから聴くのでは無くヨーコさんが祖先の伝言を彼女が自分に伝えてる・・・と思えるのです。
壁も鎧も脱ぎ去り無垢で叫べたら、きっと気持ちいいんだろうな〜〜とも。祖先ってジイちゃんバアちゃんまでの記憶にしかないがドンドン辿ると・・・絶対居るわけですからね。
現在は1994年に発見されたショーヴェ洞窟に3万2千年前に描かれた壁画で辿れる。
地殻変動で洞窟が塞がれ入り口が無くなった為外界に影響を受けず保存された奇跡の空間です。
後の世に伝えるべく非公開です。学校で習った最古はスペイン、アルタミラ壁画の時代から倍の古さです。歴史ってドンドン新事実が塗り替えられ祖先の偉業を見せてくれる。
揺らめく松明(たいまつ)の灯りを頼りに描かれた馬、牛、ライオンの造形美の確かさも素晴らしいですが一番興味を持ったのは「手」のスタンプ画。shamanのサインのようなもので一人の人間が作りあげたものでした。
shamanここに自分ありきを残してます。
同じ洞窟で発見された「笛」もあることから「音楽」も存在していたのす。音は・・・3万2千年後には伝えられない、だから人類のDNAに潜められているのです。
絵で伝える、音で伝える芸術の出発はシンプルで選ばれたアーティストが後に残す。
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手形によるアート、ボディスタンプは2008年の244ENDLI-xでも立証済みですもね。
来期のshamanipponLIVEで「降りてきた音、詩」で何を伝えてくれるのか、出逢える新しい感動が楽しみです。


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