SSブログ

ANNG新ジャンル? [RADIO]

坂崎幸之助と吉田拓郎のオールナイトニッポンゴールド
5月20日放送その2

拓幸河馬魚.png
新ジャンル開眼

幸:メールはね今日ツヨシが来るっていうんで(剛:ありがとうございます)沢山来ているんだけれど、
     どれからいこうかなぁ、まぁ一番基本的なところですけどママンさんですけれども「拓郎さん坂崎さんの
  ような大人をどう思いますか?」
剛:今CM中もねちょっとお話しましたけれど(幸:ウン)いい空気感ですね〜かなりいい空気感ですね。
     このエア感無いですよ。幸:いいの?こんなので剛:イヤあの僕ね前回も出させて頂いた時に感じた
  何とも言えない新ジャンルの空気感というか、これが今回来た時に変わってたら淋しいと思ったと思うん
  ですよ。
  大げさに言いますと第2の故郷というかんじでね、帰ってきたなという安堵感があります。
幸:安堵感、ここに。
剛:だってこんな急に始まります?番組。もうちょっと「お願いしま〜〜す」「じゃキュー」みたいなのが
  あって「さっ今週もはじまりましたけど」っていくと思ったけど皆阿吽の呼吸で「ソロソロ歌いだすぞ」
  みたいな感じでフェード上げドンドン始まるみたい

拓:それ以外はできないね。(幸:八ッハッハ笑)どうしろって言われてもコウやる以外に。
剛:例えば学生時代に行事モノとかこうしなきゃいけないのがあるじゃないですかアー言う時はお二人どう
  されていたのですか?
幸:朝礼とか?
剛:セオリーとかあるじゃないですか。
拓:朝礼では俺貧血起こして倒れてた。
幸:問題外(笑)(剛:問題外ですけど)
拓:必ず保健室に運ばれてた。
剛:朝礼は拓郎さんの中では朝礼は保健室にいくところから始まる。そういう中でいってるんですね。
拓:ウン。
幸:俺は入学式も課外授業の映画館とかでもギター持っていてた。
剛:エィ!(驚愕)
拓:(ヒィー悲鳴笑)ギター持って・・・
幸:はいアラビアのロレンス観にいったときもギター持っていった
拓:ギター持っていった、変な人だね〜。(剛:スゴイデスネ)
幸:入学式にも持っていったらしいんですけれども覚えてない、自分では。高校の入学式に。
剛:エエ〜〜ィ(二回目の驚愕)
拓:注意されるよ先生に。
幸:そのあと注意されました。「あんたは学校に何しに来てんの」(剛:ワッハハハハ)富田先生に
剛:富田先生・・・
幸:三十代女性の数学の・・
剛:このラヂオのねぇ独特の新ジャンル感がある二人なので心地いいなぁと・・と思いつつも学生時代とか
  いわゆるルール、社会にも、その辺をこの新ジャンルで乗り切って感じが凄いな。考えますやん、
  ちょっと。
拓:考えようにはルールが無い。って言われてる。
剛:そんなことナイです。
幸:か、ルールを守れない。拓郎さんは守れない。(笑)だってねぇ拓郎さん、駐車場のパーキングね
  自分で清算が出来ない。(剛:ハイハイハイ清算が・・)
拓:デキナイ。アレは。
剛:あれはできない・・あれは番号押して清算・・
拓:番号押しているうちに解んなくなってくる、何の事やら。
剛:自分の番号押して
幸:自分が5番。。(拓:自分が何を押していいのか)
剛:拓郎サンは5番に止めたとしても。
拓:そうだろ5番止めたとして止めました、用事に行きました、帰って来ました、何番だっけ?って言って
  見に行く。5番だ5番だ5・5・5・ゴォーって言いながら清算台のところへ来て「何番だっけ?」
剛幸:大笑い
幸:ダメですよ。緊張しちゃうんですね。なんでしょうね。
拓:イヤ、清算する台のところに1、2、3って書いてあるからいけないのよ。
剛:数字が多いからダメなの?
拓:1から・・アレ俺は何番だった・・
剛:色とかの方がいんじゃないですか(拓:そうだね)(幸:あ、そうだね)地面が12色とかに分かれてて
  俺何色みたいな。黄色と山吹色は何ですけど(幸:近いからね)近いから。
拓:そんなややこしいこと山吹色なんて、色がワカラナイ。
剛:ホントにこの新ジャンルの(幸:新ジャンルですかね)お二人はですねずっと新ジャンルであり続けて
  頂きたいなと思いますので。

拓:東京都のペンネーム「パァ〜ン」っていう人はですね「拓郎サンと坂崎サンのラジオを聞いていると
  何十年か後のKinKiKidsがこんな感じになるんじゃのなかろうかと思ってしまいます。
  話がすぐ脱線したりKinKiKidsの将来を見ているかんじがする」
剛:いいですね〜〜。
幸:どうですかKinKiも。
剛:世間さまでは僕がふざけてて、彼がしっかりしてるというふうに思って世の中スタートしている
  ハズなんです。  
拓:そうだね。
剛:でも三十代越えてから様子がオカシイゾと思っている人薄々出てきているんですよ。
幸:だいぶ感じてますよね。
剛:ド天然なんで。(幸:なるほどね)
  僕一回ねKinKiでやってるラジオで・・僕タクシー乗っていたんですよね
  移動するとき何かラジオ流れててタクシーの運転手さんがズーッとお経聞いてるんですよ。(幸:ウン)
  よー聞いていたら喋ってるぽくて。
  よー聞いたら相方がしゃべっていてたんです。(拓幸:アッハハハ爆笑)
  僕ね相方の喋ってるラジオをお経と間違える時無いと思って生きてますからね、
  こっちは。
  そしたら最後に「そんなの自分で考えたらイイッスね。さぁ続いてのおハガキ行きま〜す』
  って言うたから「アレっ」こんな切り捨て方、うわっアイツや。
拓:そんまで気がつかなかった
剛:ビックリしました。だからそこはそこで彼は新ジャンルを作っちゃっているんですよ。
     ラジオ普通ねハガキ頂いて相談貰ったら「僕はこう思います」手短かにちょっと
  答えるじゃないですか少しでも応えようと。
   彼の場合今言ったみたいに「自分で考えてしばいてサァー次曲行きます」すごいんです。
  めっちゃ置いてかれんです。
幸:切り捨てるんだ。
剛:一緒にやっている時はそれあんま無いみたいです。(幸:そうなの)
  ひとりでやっている時はお経になり〜の切り捨て(幸:ほぉ〜〜)  
拓:彼は坊さんの息子じゃないよな。(剛幸:大笑い)
剛:でしょうね。
幸:ゴーイチ君ですか。
剛:ゴーイチ君、ゴーイチ君はまぁ将来どーでしょうね。ラジオやっていたとしたら。
拓:そーいう番組ねあーでもないこーでもないブツくさブツくさグズグズ言ってる人。
幸:ツヨシとやっているときはそうでも無い?
剛:ないです。あの一応僕仕切りますからね。(幸:あ、そう)
拓:仕切ってくれるからさぁ〜いいんだよなぁ。独りにすると危ないんだ。

20111230東京ドーム危険z.jpg
剛:独りにすると危ないです。注意する人いないんで。(拓:なんだよね)
  今も新堂本兄弟ねやらせて貰ってますけど注意役ですからシモネタとか凄い最近オンエアに
     乗っかってちゃてますから僕、家でヒヤヒヤしています。ここまで言える感じになっているかって。
 (幸:将来大丈夫?)
  楽屋でねちょっと言うてはるのとかは慣れているからアレですけど楽屋は楽屋ノリがあるからええかと
  思うんですけど。(幸:そうか・・)
  KinKiLIVEでもマイク通して言っちゃってますし彼は新ジャンルで言えばね歌っているじゃないですか
  お二人で歌詞飛ぶことあります?
拓幸:あるある。
剛:その場合ってどうされます。
拓:僕すぐ日本語で勝手に埋める。
剛:自分で歌詞を瞬時にそれってアーティストさんの凄いところじゃないですか。
幸:そう、そうですね。
剛:彼はアーティストの凄さ超えて「ワカンネぇ」って歌っちゃうんです。(幸:成る程ね)ワカンネぇって
  (幸:ワカンネぇって歌詞で歌っちゃうんだ)お客さんにマイク向ける。お客さんがソコを埋めるんです。
拓:そんなシアワセな奴はいない。(笑)
剛:それがイヤモニを通して聞こえてくるんでビックリするんです。
拓:(手を叩いて大受け)ワカンネぇー
剛:ワカンネぇーって聞こえてくるからドキッとするんです。何が?って言いますねマイク通さんと。
幸:なにがぁ〜
剛:マイク通さんと何がぁ〜って、そしたら向こうでこうやってマイク高らかに会場に向けて
  歌ってくれみたいな・・
拓:俺解んないからお前ら歌ってくれ。
幸:高見沢もやりますね。
剛:あっ、高見沢さんもやります?
幸:たまにヤル。で、拓郎サン方式もあります。
  自分で詩書いているから(剛:ハイハイ)多分書いている時のアレでどれが最終決定になったか
  解んなくなって・・・
剛:最終決定したヤツの前の前の前のが出てくる時ないですか。
拓:あーーーーーーそういうのね。
幸:だからアイツ作りながら・・
拓:自分で歌詞埋めちゃったのいいけど、あとで吹き出すことはあるね。
幸:アハハハ(大笑)
拓:意味が解んなくなって「絞ったばかりの、オレは春ぅ」
  とか言っちゃって

全員大笑い


収録がゲスト発表がOAされた次の日にも関わらずメールが沢山届いたようです。
拓郎、坂崎さんのいつものルールが剛さんには新ジャンルと受け取られようですが
この「深夜のパーソナリティー」の自由さとリスナーとのホンネの繋がりは伝統的な日本の文化です。
プロの喋り屋、アングラ役者、そしてミュージシャンのホンネが聞ける深夜枠にこそこの国の音楽を育てた土壌があるのです。
今ANNGから流れる拓郎、坂崎さんの選曲は葬られて世間に出ないが、布団を頭から被り笑いを押し殺して聞いたり、試験や受験勉強の脇でトランジスターラジオをチューニングしながら途切れ途切れの音楽を支えに聞いたリスナーの故郷なのです。


1976年3月28日放送TBS-TV,番組中歌詞が飛ぶ。拓郎30歳
カメラを回し続けるスタッフとの会話。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。