cabaを勉強 [RADIO]
bayfm78 Fashion&MusicBook4月13日
この日の最後の伝言です。
カバを勉強してください
カバの習性を知ることで何かを感じてください。
カバの習性とは野生のカバと動物園のカバと分けて考える。
おりしも公式ツイッターでカバ来日102年目だという豆知識が披露されてた。
重吉&福子の多産なペアは日本中に子孫を残す。
が、血縁が近すぎて弊害もある。
それを憂うカバを愛するカバ好きもいた。
この100年の間にカバを飼育する環境が良くなってはいない。
あのズーが一人ぽっちでカバ舎の真ん中にいたのにも理由がある。
ズーパパと親子のカバは時間を変えてあのカバ舎に出て来る。
9時30分開園からの午前中はズーの持ち時間。
つまり食事のためにあの場所にいるだけなのです。
食べ尽くすと交代までの時間は「哲学カバ」になる。
ズーっと同じ姿勢で立って待つ(眠ってる?)
カバ舎からバックヤードに戻る「時間」まで待つのです。
午後1時重吉の孫にあたるマイさんとヒシャゴになるソラちゃんが登場する。
「おやつの時間」と表記はされてるが「餌」が貰えるので親子が登場する。
そうです、カバは食べるとき以外は動かないのです。
「餌」の時間にヒトが移動して見に行かない限りカバはいつでも水中でじっとしているかお気に入りの場所で寝転んでいるそうです。
たまたまヒト都合の時間で行っても想像した行動はしてくれない。
朝一番開園と同時に速攻でカバ舎に辿りついたの時には食べ終わったズーが何もないコンクリをなめていた。
「そこには何にもないよ」
くり返しコンクリを食べてるズー。
飼育係員さんが教えてくれたのは、
カバは視力が悪い上に自分の顔が大きくて下が視界に入らない。
発達した嗅覚と丈夫な顎の皮膚、センサーになるヒゲで草を食べる。
コンクリ−トに餌の匂いがあるとアタリをつけて食べようとする。
口に入らなくてもくり返し匂いのもとを食べようとしていただけなのです。
動かないのは食べてるそばからお腹が減る、だから動かないのだと。
なんか悲しいです。
何もないコンクリ−トを探し回る姿を見ていてそう思う。
アフリカまで行けないヒトは電車で行ける動物園のカバを見てカバを知るのです。
ヒト都合で100年で身についた動物園習性を知るのです。
来週21日のNHK総合日曜PM7時30分「ダーウィンが来た」はカバが取り上げられる。
野生のカバがどんな表情なのかが見られます。
食事のあとは哲学カバになる。
カバ舎の扉へ頭を向けるのも帰りの支度なのかな・・・
カバ舎のコンクリートはみごとに掃除(たべつくされ)され何もない。