止まった。

署名参加者にメールでお知らせが届きました。

お役所ですね、年度末までに敢行し完成予定の舗装工事が暫定ストップのようです。
地ならしされ土がむき出しのまま2013年度にいかなる決定となるか注視です。

昨年11月に訪れた平城宮跡工事の確認しに行きました。
平城宮跡を見守り続けてる地元のオジサンの言葉が思い出されます。
くり返し何度も何度も、つぶやいていました。

「役人に金を持たしちゃロクなことしない」

工事の進む朝堂院の現実を目の前に説得力のある言葉でした。
「金」って個人のお金じゃないし、使おうする「金」は国の予算、税金です。
無為でも期日内になんとか使い切るのが目的の役人仕事・・・ですか。
多くの有識者、歴史研究家、何よりも民意を踏まえての目的でないのです。
国費は過去、現在、未来国民の為に使うもの、署名の声を聴いてほしいです。

草原がはぎ取られ裸になった土地にはなっていますが、
ベッタリ塗装され架空の回廊建設まで行き着かないでいます。

使わなかったそのお金2013年は有意義に使って下さい。

 

 

奈良文化財研究所さんHPギャラリーからお借りしました。2012年4月26日撮影佐伯門跡周辺の四葉のクローバーです。

お知らせメールには

平城宮跡の埋め立て舗装の予算は一旦返上され、今年度予算で再請求の予定とのことです。
舗装反対署名へのご協力の成果は少しありました。

http://narapress.jp/hjk/

まだまだやらなければならないことがあります。
http://hjks.exblog.jp/19698516/

あの空間を取り戻し蘇らせるためにも工事反対の声は続けます。