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BD鑑賞 [堂本剛]

極上のエンタテイメント

KinKi Kids CONCERT20.2.21
BD

KinKi Kids CONCERT 20.2.21 -Everything happens for a reason- (Blu-ray通常盤)

KinKi Kids CONCERT 20.2.21 -Everything happens for a reason- (Blu-ray通常盤)

  • 出版社/メーカー: Jannys Entertainment =DVD=
  • メディア: Blu-ray
企業努力商品です。
「最近は音源いいのにライブも素晴らしいって人本当に少ないなー。しょぼーん」
(アーティストは誰を指すのか不明)
剛さんFUNKサポートメンバーKenKenのコボした言葉がねグルグル回る。年末年始を生で見聞きしている自分には今回のBDも別のコンサートを眺めていようなる錯覚におちいる。音良し映像良しアングル良し構成良しの傑作です。どうやってあの会場からクリアな音を拾うのかノイズを消しリマスターするのか、音源が別物なのです。ってことで現実に会場にいた自分は何を聞きいていたのか、聞き取れない自分の耳が悪いうことになる。122名の交響楽団の映像ショットが多数なのでこれも「スピンオフもう一つのドキュメンタリー」を眺めている気分。現実当日のモニターもオケの印象がないのでスクープに等しい。見終えて思うのはこの発売そのものが記録用(レコード)でBD、DVD化は本来のエンターテイメントの仕事をしてた商品です。スタジオ録音と思える質の良い音に実況録音とは思えず遠くに感じKenKenのツブヤキが重なった。
東京ドーム、あの初日の記憶は自分のmemoが一番に臨場感があるのは当たり前です。
BDではディスク1の冒頭MCスタートで見せた剛さんの「1秒目線」が拾いモノでこの一舜に実録を感じ取った。
memoにはズバリなシーンを載せられないので代替えで↓この「目」です。
眠れる女と狂卓の騎士7194.jpg
スエーデン映画「ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士」より。全編で復習・凶暴・孤独を体現してたヒロインのリスベットが本来の人間味を見せた1秒の視線。演出の間違いか、と思うくらい映画の主題から離れた柔らかな視線の演技であり、リスベットの壮絶な人生に救いを予感させるシーンだった。
それと同じ1秒の視線を剛さんにも救われる「素」を見つけた。さすがにこの視線の先は相方なので遠方観客席からでは気付かず見過ごしているのも当然です。
映像の世界は映画と同じで視聴する感想、評価は個人で違うのが当たり前でましてやコンサート参加者となると会場でも見てるポイントや視線は全員違う。仕上がりが上々で作品にするにはやはり「ドキュメンタリー(実録)」より「ファンタジー(夢想)」を会社は選ぶの当然です。MCに至ってはTVのワイドショーと変わらない視点で切り取り「映像素材用演出」に徹してた。
コロッセオz.jpg
繰り返し二階天井席最後列中央から俯瞰でステージ映すたび足のすくむ恐ろしさはあの席の経験者の自分はトラウマの実感を呼び起こす。交響楽団の壮大な序曲(オーバーチュア)と東京ドームで見た外周照明がコロッセウムに見立て、戦うグラジエイターを思い起こすシーンもない。それを含め「記録」(レコード)は東京ドーム連続20回を残さざる得ない「縛り」に加担するのも応援者の自分です。
京セラドームMCの違和感も、セリが上がりよろめいた瞬間も無いし、例年と変わらないコンサートが「記録」されてる。
現実味が一致したのは見え隠れするマイクに貼られたケンシロウとタイソンの写真、探すのでした。
アレレ、二人の名前ってファイターでグラジエイターっぽい。

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