シュロの樹の下で [shamanippon]
棕櫚の樹の下で・・・
今年拓郎のLIVEで久しぶりに「アキラ」が唄われた
男子なら絶対に哭ける歌詞です
作詞:吉田拓郎
「アキラ」
一番、抜粋
いつまでも ともだちでいよう
おおきくなっても しんゆうでいよう
シュロのきのしたで
かげろうが ゆれている
そのシュロの高木を京都のお寺さんで見つけた。
拓郎が育った鹿児島じゃフツウに見かける南の樹だと・・
カタチがね、椰子に似てるんで南国の流れものだと勘違いしてた。
違ったんだね1200年前弘法大師(空海)が中国(唐)から持ち帰った種を寺に植えたのが始まりという。
日本の生活習慣に深く入り込んで広まった樹でした。
(日本百貨店店頭実演)
職人さんの手ほどきで自分が手作りしたタワシを使ってる。
棕櫚産業の中心が和歌山県なのです。
「DiscoverJapan11号」高田耕造商店さんも39ページに掲載です。
http://kikulon.jugem.jp/?pid=1
その職人さんが和歌山でしたので長年の謎が今年解けた。
ドラマ「夢のカリフォルニア」で山崎終君が営業していたスポンジの提供企業がキクロン社です。
本社が和歌山県なのが不思議でしたがその理由が解った。
シュロのタワシ需要が落ち込み科学材料でスポンジが大量生産され、全国津々浦々に行き渡る。
その後海外の大手企業の最新技術のスポンジ、中性洗剤に押されキクロンおばさんは苦戦してます。
そして再び、天然素材、国産木、職人の手作りシュロのタワシ、ホウキは注目されてるのです。。。
昭和の心がね、再認識されてる。
http://endli9cheri12.blog.so-net.ne.jp/2011-06-28
たかがタワシされど弘法大師さんが唐から持ち帰った「種」となると「ロマン」です。
知らない事を知る、調べて知ると気持ちがホンワカします。