版画のかばさん [ココロ目]
第63回板院展
2013年6月11日〜19日
主催:一般社団法人 日本版画院
世界に誇る棟方志功の世界
伝承する版画
河馬を探す。
かばさん:大竹薫氏 木版(埼玉)
構図が嬉しい
偉大なおしりです。
マイさんソラちゃんにしか見えません。
河馬の皮膚の質感
皺の具合
お揃いの顔の位置
阿吽のお揃いの口
お揃いの尾っぽ
前方の投げる視線
前方へ集中する耳
踏みしめる足
とりまく渦巻き
パフェークに自分好みなカバに小躍りしてしまった。
タイトルが素晴らしい
「かばさん」
これが
親子カバ
カバの日曜日
仲良しのカバ
坊や見てごらん
とかだったら困る。
キャンパスギリギリまで河馬を納めるのも
良く解る。
空も大地も水辺もいらない、入れたくない。
このかばさんには必要ないのです。
もう一点ありました。
獅子フィンランド:河内ゆう子氏(富山)
どちらかというと獅子舞が首題のようです
河馬さんらしきかフィンランドなので
ムーミンか、妖精か・・・謎だ。
カバさんと思いたい。
カバを勉強して自分のカバがハッキリした。
その結果は
絵画、ブロンズ像、写真、そして木版画でも
これがカバなんだ、が決められるようになった。
好奇心は世界を楽しくする。