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飛び入りLIVE [堂本剛]

2000.10.10拓剛b.jpg

吉田拓郎LIV~夏と君と冷やしたぬき〜
 東京国際フォーラムAホール
2000年10月10日最終日

オーラスのアンコールは「全部だきしめて」
1番を剛さん2番を拓郎さんが歌う。

カバーアルバム、カバの「人生を語らず」が概ね拓郎のコアなファンの評判は良い。
それはLOVE LOVEのOA中の拓郎コンサートで度々KinKiKidsの話をしていた。
若者、少年ふたりとKinKiがねぇ・・・と必ずMCの話題にしていた。

「負けてらんねぇから昼夜の二回公演にした」
彼らもしていない1日2回公演で全国ツアーを敢行していた。

その間中聞かされる少年の話は会場の拓郎ファンも馴染んでいた。

「今日は客席に彼らが来てくれてるんです」
という日もあった。

さすがにステージまでは・・・と思った2000年のオーラスにまさか。現実になる。
偶然居合わせた自分は最終のアンコール開始前にすでに異変が起る。
扉の前に黒服の係員が立ちはだかった。
ステージ前方にも係員が増加した。
同行者に「妙だねこの雰囲気」
そうです。拓郎のLIVEというよりジャニーズの匂いがする。


ふたり同時に「来るんじゃないKinKiが・・・」

全だきのイントロが流れたそのあとに会場内が騒然とし、でも優しいウワァ〜〜〜の歓声が上がるです。
歌い出しは紺のフードパーカーにデニム姿の剛さんでした。

歌の中間で剛さん、

Everybody Say!

男前に叫び、

歌い終わりはちょっと控え目に

Thank y
ou!

楽曲終了後は、大きな拓郎の投げキスと隣で小さな投げキスを何回も会場へ向け投げてます。
あとは拓郎さんに手首をグイグイ引っ掴まれステージから消えていきました。

あの景色、国際フォーラムAホールの客席は自分達のファンとは違う客層で埋まってます。
多分、他のアーティストのLIVEに参加した初めてで、初の景色だと思う。
剛さんの登場にどよめきながらも
会場のオッサンファンもオバサマファンも温かくて慕う拓郎が可愛がるなら・・・私たちも応援しますよ・・
そんな空気が満ちあふれていた。
確かに70年代の共有した歌として「今はまだ人生を語らず」は大切にされてる。
しかし、共に40年をくぐりぬけたファンなら剛さんの諭し思い出すように歌う「人生を語らず」も心地良い。
あの日、「歌だけは確かに上手い若僧」を知るファンなら拓郎が可愛がる後輩なら
アイドル、なんて壁はあっても無いのです。
それが神様拓郎に選ばれたということです。


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