音楽遺産 [ココロ目]
音楽遺産
このフレーズが気になった。
(ブレーメン音楽隊形でコケタんで組体操隊形で再編成)
最近「堂本兄弟」のプロデュサーきくち伸氏のコメントを知った。
音楽番組を本来の「音楽」を主軸にした番組内容にする
トークのお笑いをなくす
口パクも無い
音楽を伝承する目的にチェンジ・・・ということらしい。
現在CXTVの主な音楽番組(音組)がそうなるとこの国に豊かな音楽が流れる日が近い。
そんなことを感じていた。
音楽の遺産とは以外な落とし穴がある。
TVから流れる音楽は音楽番組だけではない。
何気なく名曲が飛び込んで来る。
コマーシャルです。
過去にもロバータフラック、キャサリーン・バトル、ポルトガルのファドなどの拾い物をした。
清志郎の「ディドリームビリーバー」は今年も流れてるし最近では中島みゆきさんカバーの「ファイト」をCMカで聞いた。
http://www.youtube.com/watch?v=sAE8dAqAiZE
http://www.youtube.com/watch?v=tvaod0bmlss
そして、あのシナトラが唄ってた。
トヨタクラウン、ビートタケシ、ジャン・レノ&ドラえもんの影にシナトラありきでした。
STRANGERS IN NIGHTはシナトラ最大のヒット曲。
http://www.youtube.com/watch?v=M_STjv7t7qc
スタンダード化している名曲は他にも沢山ある。
Fly Me To The Moonってのも有名ですがこちらはオリナル録音で女性が歌うANAのCMも記憶にある。
ちょっと前ならHONDAのハイブリッドカー、フィットシャトルにはエンゲルベルト・フンパーディングが流れてた。
http://www.youtube.com/watch?v=WOscNBNqjQ4
つまり知らず知らずのうちに脳内へ刷り込まれる過去の名曲なのです。
この現象はCM制作に関わる業界の世代交代と共に移りゆくのです。
思春期、二十代で何を聞いて過ごしたかは重大です。
未来のクリエター達の脳内へ何が残してあげられるのかは現在を動かす「音組」たちの役割なのです。
大衆の共感と賛同を得るには名曲だが誰も知らないので終わらせることになる。
つまり大勢の耳に流れ込む「真の音楽番組」が必要なのです。
2013年、音楽番組の真骨頂を取り戻すオピニオンリーダー的存在にきくちPが名乗りをあげることは他の追従もありうるのです。
新生・音楽番組をきっかけにダウンロード→CD→LIVEへと繋がること
「生の瞬間」は聞く(耳で音声を感じる)から聴く(注意深く心に届き感じる)へ変化する。
MCのツナギに用意された音楽ではできないのです。
口パクではないありえないし、三分で完了もなしえない。
3月3日OAで感じた不安をこんなカタチで明るい光が見えるとは嬉しいです。
http://shamanippon-2012.blog.so-net.ne.jp/2013-02-03-3
四月からリニューアルということで・・・
本年3月31日は日曜日「堂本兄弟」の現行の最終回になるのか、
2001年3月31日のSundayのあの日がよみがえる。
コマーシャルです、企業も元気がないとね。
白犬とキノコのCMばっかりです。