職人の時間 [RADIO]
Fashion & Music Book bayfm78
新アルバムKABAの反響がメールでも届く。
十年経過で再度「街」を歌う心境を問うメールも届く。
考えていることはファンは皆同じなんだとつくづく思う。
率直な回答にも「嘘」がないなぁ。
職人気質は変わらない。
時間の概念についても世の中のスピードの競い合いに疲弊する現代人の警鐘を鳴らしてた。
固い
冷たい
この二つを例にあげ実感、認識にいまひとつ物足りなさを感じてるのは先週の話とも通じてた。
テクノロジーとエコロジーこの相容れることのない要素をあえて丁寧と時間をかけて注入するを選ぶ。
待つことはその結果でした。
再録「街」のギターのイントロから流れ、ギターとハモルようなデュオがヘッドフォンから耳に流れ込んで来た。
このことを伝えたかったんだと思う。
最後の選曲、「赤いSinger」を聞く頃には項垂れている自分でした。
LIVEで聴く音楽は一点品。
今日も昨日に続き、春の強風で街じゅうが渦を巻いていた。
揺れる潰される「今」を教えてくれたメールが飛んで来ていた。
故に待つ。