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ひとりの為の「街」 [RADIO]

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過去のRADIO録音テープの整理中です。
中々進まないがトンデモナイものが出て来た。

選曲から2003年のころかな?

年初め1月15日以降のキンキラキッズワールド
「お年玉年賀状企画」
年頭に届いたリスナーのお年玉付き年賀状のハガキ。
お年玉の抽選で当選していた方に
末賞「記念切手シート」を本人に送り返そうとする企画。
感謝の気持ちと賞品の80円切手を1枚郵送に使うため当選者に了解を得るため
突撃電話をリスナー自宅にするものでした。

愛知県のミホちゃん。
最初に受話器に出たのはおねえさん。
電話の声の主が剛さんと知ると泣き出した。
当選者本人に換わるように言われても泣いている。
代わりに受話器にでた当選者のミホちゃん。
「もしもし・・・」
剛さんと知ると泣きじゃくり話ができない。
「こんなに歓迎されたのは久しぶり・・・」
ひたすら泣かれることで困りきる剛さん
当選のお祝いも切手シートのプレゼントも80円切手の郵送代を伝えるも、
会話が成立しないのです。
「は。。い」
ミホちゃんはひたすら泣いてる。
「落ち着いているおねいちゃんに代わって」
「はいぃい。イヤですぅ。。。」
「本物ですか?本当にツヨシ君ですか?」
あとは嗚咽。。。。。。

剛さん
「RADIOでこんなに泣かれたのは始めてです」
「こんなに泣かしちゃってどうしよう」
「久しぶりです、こんなに歓迎されたは・・・」
その間ずーと泣いてる17才のリスナーです。
「こうやってこれだけ感動してくれる人がいる限りこれからも又歌っていこうと思うわけです」
「じゃあね、僕に聞きたいことがあれば何か質問をひとつしてもいいですよ、質問コーナー作ります!」

この妥協案に応えるミホちゃんも立ち直り質問をする。

「本物ですか?」あわわわ・・・また戻る。

「じゃこれから僕が歌うから聞いてね・・・」
「愛を見失って・・・」

「街」がRADIOを通してアカペラで流れた。
この日に流れた剛さんの声にリスナーの鳴き声が伴奏の「街」は23才でとても若く、柔らかでした。
誰かのために歌うのは違うのです。

果報者のリスナーもすでに二十代半ば、今なら自分の感情も整理しキチンと
伝えることができる年齢です。
あの日自分のためだけの涙に唄ってくれた「街」は生涯の応援歌になるのだと思う。

この日の放送はまったく記憶に無く、
本日何気無く手にした過去のテープで見つけたお宝放送でした。






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