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月に踊る鬼 [shamanara]

shamanippon的ガイドmemo
東北3小喜利番外編:水沢

 念仏鬼剣舞
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北上 念仏鬼剣舞(念仏を広める舞)

昨年の「十人十色LIVE」岩手公演のあった奥州市文化会館Zホール、思い出の地「水沢」です。
2011年十人十色の公演会場へ向かう地元のバスが満員になり
四十名近くの剛さんファンがバス停に取り残された。
駅前広場に舞い戻り、タクシー会社へ連絡を入れ車を廻してもらいました。
全員で協力し定員いっぱいの相乗りで駆けつけたのを思い出します。
会場到着は開演10分前という荒技でした。

二度と来ることはないと思ってた水沢です。
今回も一関で宿が取れず水沢宿泊と相成りました。
平泉観光を終え水沢駅前広場で出迎えてくれたのは鬼剣舞の踊りでした。

夕月を背景に勇壮華麗な踊りを見せて頂きました。
踊りが余りに激しくてピントが合わせられません。
夜の踊りは月のエネルギーが降りてきてるようです。
山鹿踊R0158879.jpg
昨年の水沢YOSAKOI祭りと今年の鬼剣舞を通して
地元愛がピシピシ伝わります。
土地に生まれた誇りが伝承される姿は感動を呼びます。
ましてや今宵の夕月は自分到着に間に合う早い月の出です。
 
山鹿踊3R0158884.jpg
激しい踊りと笛太鼓は乗降も少ないこの駅で訴える祈りを見ました。
「この地を忘れないで」と言われているようです。
 
水沢、またいつか・・・自慢の桜と北上川を見に行きたいです。
 
自分の中で、水沢(北上)で唯一知ってたのはこの詩だけでしたから。

北上夜曲    歌詞:菊池規(のりみ)作曲:安藤睦夫
          
 
匂い優しい白百合の
濡れているよなあの瞳
想い出すのは 想い出すのは
北上河原の月の夜


宵の灯(ともしび)点(とも)すころ
心ほのかな初恋を
想い出すのは 想い出すのは
北上河原のせせらぎよ

銀河の流れ仰ぎつつ
星を数えた君と僕
想い出すのは 想い出すのは
北上河原の星の夜

僕は生きるぞ 生きるんだ
君の面影胸に秘め
想い出すのは 想い出すのは
北上河原の初恋よ
 
水沢農学校と八戸中学の十代の学生コンビの楽曲です。
二人の歌は同級生に愛唱され卒業して教師となった彼ら同級生を
通して全国に広まった。
その後作者不詳だったこの歌は雑誌で取り上げられたのを
きっかけにメジャーデビューした昭和の名曲です。
高校生が水沢の地で創った歌が全国で愛唱され、
世界へ広がるなんて良い音楽は誰も止められないんだとあらためて思う。
 

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