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王佐の才 [shamanippon]

guitarmagazineのメンバー取材記事に重大なコメントを見つけた。
剛さん本人にも言ってないというベストテイクを打ち明けてるのを名越由貴夫氏のコラムに見つけた。
剛さんの近くいて伝えてないという事実に職人ギタリスト名越さんの寡黙を感じた。

ラカチノトヒ〜がベストテイクだ
エフェクトの鬼神が一番のプレイだと断言するテイクがレコード(CD化)されてる。
ちゃんと作品となって後世に残されてるんだよ、しかもmoon,sunの二つのアレンジで。

shamanipponプロジェクトで最高の仕上がりと惚れ込んでた自分の耳が認めらたようで浮き立ちましたねこのコメントには。

だよね、だよね、sun arrangeの進行なんてトリハダもんで剛さんのヴォーカルを際立せてた。
それをちゃんと掬い上げてアルバムリストに入れてる剛さんも。
「僕はいろんなところでプレイをしてきたがその中でのベスト」
それはスタジオミュージシャン、助人LIVE全ての外部オファーを含む中での理想プレイだとすると名越さんにとっての代表曲になるじゃないですか。
その辺、ツッコンで欲しいインタビューでした。

もう一つの印象に残ってるエピソードも納得。
「体調が悪くても後半から持ち直す底力を見た」

長いLIVE公演の中でやはりそういう日もあるということその中で後半にかけ良いものを残そうとする姿勢を名越さんはじめメンバーは見つめてるんだということでした

理由は2012年6月29日のLIVEが自分には最悪なものでした。
その日の感想はmemoにも、どれだけ落胆したのかたった5行しか残してない。
楽しいはずのアドリブセッションがかみ合わ無いのは聞いてるこちらもうつむきたくなる。
「風邪ひき」で体調が優れなかったことは翌日の公演MCで報告がありました。
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光と影
名越由貴夫さんの語る「体調の悪い日のLIVE」がいつだったのかは知りません。
でも名越氏の中にはまるで昨日のように鮮明な記憶と、ベストテイクの快感を差し示せるのです。
2006年4月5日みなとみらい登場から9年間、彼の現在のキャリアは比べものにならないほど手の届か無いギタリストになってる。
名越さんのポリシーの「最初にオファーを受けたアーティスト優先」は変わら無いのだとしたら彼とのセッションを楽しみにしているオーディエンスのためにも計画的なLIVE企画の推進と根回しをスタッフに是非お願いしたい。
オファーは早いモン勝ちですから。

中心にいるKingの剛さんに光輝くスポットライトを当てるのがサポートメンバーです。
剛さんの王はもとより自らも仲間たちの潜在能力を引き出す才能、その王佐の才が名越由貴夫さんにあるんだと思う。
彼の足元のエフェクターとペダルを駆使して、何かと主張の強いリズム隊、メロディラインで惹きつけるキーボード音域で目立フォーンの中にあっても前にでない、引き算のギターテクがこんなにも魅惑的なのを「ラカチノトヒ〜」を聞きながらそう思う。

現在「アルバムTU」を聞きながらラカチノトヒ〜と同じ衝撃を覚える曲はない。
ラカチノトヒとの共通点はリリックの内容が歌声からは聞き(読み)取れないことだけ、さかさ文字の呪文のような中毒性のあるリリックは同じなのにです。
最高なグルーブがテイクで録音されるのは希(まれ)なんだろうね、9年傍で演奏している彼が言うのだからね。
そしてヤッパリ、おパンツィーなあの歌たちが群を抜いてます。
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紫陽花ver

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