褒められたくて。 [堂本剛]
RADIOで聞いた万年筆とインクの話・・・
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自分にもあるはずの万年筆、書いてみたくなり
探していたら勤務先で戴いたのが出てきた。
無骨な黒い一級品モンブランが
一緒に古い単行本もね。
このエッセイ集を読んで世の中の孝行息子への見る目が変わった。
カッコよく見えた。
マザコンって響きもいいんじゃないかぁってね。
次にお母さんを大事にするミュージシャンに会えた。
堂本剛さんだった。
カッコいいんだよ、それを口に出して言えるところがね。
あなたに
褒められたくて
作者:高倉健
最終話最後の行です。
お母さん。
僕はあなたに褒められたくて
ただ、それだけで、
あなたがいやがってた背中に刺青(ホリモノ)描(い)れて、
返り血浴びて、
さいはての『網走番外地』『幸福の黄色いハンカチ』の夕張炭鉱、
雪の『八甲田山』。
北極、南極、アラスカ、アフリカまで、
三十数年駆け続けてこれました。
別れって哀しいですね。
いつもー。
どんな別れでもー。
あなたに代わって、
褒めてくれる人を誰か見つけなきゃね。
昨年の訃報に続き、本日久しぶりに開いた健さんの初エッセイ集です。
自分の引き出しに入っていた健さんの言葉の数々が蘇りました。
プロフを読んで、今日が誕生日なのを知りました、生きていらしたら84歳。
きっとお母様が褒めてくださる人生だと思うのです。
ご冥福をお祈りします。
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