褒められたくて。 [堂本剛]
RADIOで聞いた万年筆とインクの話・・・
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
五番.
白を黒だと 言わせることも
しょせん畳じゃ 死ねないことも
百も承知の やくざな稼業
何で今さら 悔いはない
ろくでなしよと 夜風が笑う
六番.
親にもらった 大事な肌を
入墨(すみ)で汚して 白刃の下で
積もり重ねた 不幸の数を
何と詫びよか おふくろに
背中(せな)で泣いてる 唐獅子牡丹
自分にもあるはずの万年筆、書いてみたくなり
探していたら勤務先で戴いたのが出てきた。
無骨な黒い一級品モンブランが
一緒に古い単行本もね。
このエッセイ集を読んで世の中の孝行息子への見る目が変わった。
カッコよく見えた。
マザコンって響きもいいんじゃないかぁってね。
次にお母さんを大事にするミュージシャンに会えた。
堂本剛さんだった。
カッコいいんだよ、それを口に出して言えるところがね。
あなたに
褒められたくて
作者:高倉健
最終話最後の行です。
お母さん。
僕はあなたに褒められたくて
ただ、それだけで、
あなたがいやがってた背中に刺青(ホリモノ)描(い)れて、
返り血浴びて、
さいはての『網走番外地』『幸福の黄色いハンカチ』の夕張炭鉱、
雪の『八甲田山』。
北極、南極、アラスカ、アフリカまで、
三十数年駆け続けてこれました。
別れって哀しいですね。
いつもー。
どんな別れでもー。
あなたに代わって、
褒めてくれる人を誰か見つけなきゃね。
昨年の訃報に続き、本日久しぶりに開いた健さんの初エッセイ集です。
自分の引き出しに入っていた健さんの言葉の数々が蘇りました。
プロフを読んで、今日が誕生日なのを知りました、生きていらしたら84歳。
きっとお母様が褒めてくださる人生だと思うのです。
ご冥福をお祈りします。
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唐獅子牡丹
「昭和残侠伝 死んで貰います」
劇中流れる歌詞
作詞:水城一狼・矢野亮
作曲:水城一狼
作詞:水城一狼・矢野亮
作曲:水城一狼
白を黒だと 言わせることも
しょせん畳じゃ 死ねないことも
百も承知の やくざな稼業
何で今さら 悔いはない
ろくでなしよと 夜風が笑う
六番.
親にもらった 大事な肌を
入墨(すみ)で汚して 白刃の下で
積もり重ねた 不幸の数を
何と詫びよか おふくろに
背中(せな)で泣いてる 唐獅子牡丹
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