センター試験

Fashion＆MusicBook bayfm78 1月18日放送

天の川の降りしきる雪

センター試験、といえば雪。この記憶が何回かあるため今年もか・・・となる。

本日の放送はまさに大学入試センター試験当日で天の川も雪だった。

全国の受験生は５６万６７２人の中の一人のリスナーの読み上げから始まった。

昨年の失敗に辛い時に背中を押したのが剛さんのRADIOから流れる「声」だったとの報告でした。

タイムリーといえばいえるが局の番組担当側からの提案か剛さんからの発案か、受験生のメールが続いた。

オトナの自分は俯瞰で眺めていて受験生の立場にはなってあげられないが思い浮かんだのは音楽だった。

中島みゆきさん作詞の「ファイト」の一節で

暗い水の流れに打たれながら 

魚たちのぼってゆく
光ってるのは傷ついて

はがれかけた鱗が揺れるから
いっそ水の流れに身を任せ

 流れ落ちてしまえば楽なのにね
やせこけて そんなにやせこけて魚たちのぼってゆく

勝つか負けるかそれはわからない それでもとにかく闘いの
出場通知を抱きしめて あいつは海になりました

ファイト! 闘う君の唄を
闘わない奴等が笑うだろう
ファイト! 冷たい水の中を
ふるえながらのぼってゆけ

この「闘いの出場通知」が大学入試センター試験の受験票に重なる。

音楽で背中を押すという歌い継がれていく詩です。

聞いてるオトナの自分にも世代を跨いで将来の希望を叶えるであろう扉を開けてあげたいと思う放送でした。

昨年のメールになることから「今年の結果はまたメールします」と結ばれていた。

ああ 小魚たちの群れきらきらと 

海の中の国境を越えてゆく
諦めという名の鎖を 

身をよじってほどいてゆく

ファイト! 闘う君の唄を
闘わない奴等が笑うだろう
ファイト! 冷たい水の中を
ふるえながらのぼってゆけ

歌詞：中島みゆき「ファイト！」より

剛さんのRADIOを通して自分の人生とは違うリスナーの想いをこめたメールを知ることで少しは回りに優しくなれるのかなと思うのです。