宇宙人に逢う [ココロ目]
宇宙人とは賢人だった。
お持ちどう様のココロ見放送
製硯師青柳貴史さんが登場
昨年4月10日「瞬き」が出来上がったその日にFINE BOYSの取材で訪れた「宝研堂」さんでした。
(堂本剛気ままなオフ・スタイル宇宙人に逢いたいVol.79)
ヒトツの縁と感動が年賀状の墨字になり、この日の放送へと繋がる。
賢人の伝える「硯」への想いは新知見に溢れてた。
男はね「石」の病気になる
石に取り憑かれると「石の病(やまい)」ズーっと謎だった何故ゆえ人は石に執着し石を集めるのか、時空を超える想像通り不滅への憧れなんだなと確信した。
過去と未来をつなぐ「時」を作品にし硯職人は石を削る。
自分の命の生滅後も「青柳」と刻印のある硯を手にした未来人が何万年前の石に生命を吹き込こみ投影した人間がいたことを証すために。
それを音楽を創る剛さん自身と同じだと共感していた。
自分もそう想う。
34歳同士の会話は自然体で気負いがなく残すという偉業をしている思い上がりがない。
自分たち名もなき庶民は残す「アート」「作品」もない。
でも「硯」や「音楽」を残すべきことと自覚し共鳴し支えた存在としてあるのみです。
古物市に並ぶ古びた「硯」に俄然興味が湧いた。
穴が開くほど見つめられ削ると君になるんだね・・・と。