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ELVIS [ココロ目]

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8月16日エルビス・プレスリーの命日に開かれてたエルビスリスニングパーティー&ミニライブに行く。

1977年没なので36年になるんだね、42歳で亡くなってます。
キングオブロックンロールのエルビス無くしては若者の音楽は始まらない。
オトナ主導の音楽からオトナが眉をヒソメル騒がしい音楽ロックンロールの誕生です。
まあ、根底にはブルース、ゴスペルといった黒人の音楽を白人の彼が歌ったことで「カッコイイ」と認められる。
南部の田舎者はカントリー&ウエスタンという白人を象徴する音楽も取り入れて自分のモノにする。
彼の生まれたミシシッピー、育った故郷メンフィスを思えば当然のなりゆき、しかも極貧で綿花労働者と変わらない最下層の生活の中で「おかあさんへのプレゼントに自主レコード制作」これに目をつけた地元RADIO局のDJやRADIOから流れるエルビスの歌声でプロモーターが付きます。
結果は超アイドルとしてアメリカのみならず世界中で人気者になる・・・。

そんなこんなエルビスヒストリーと彼が影響を受けた元歌や、リメイクした過程を紹介する内容でした。
エルビスは提供曲とお気に入りを自分流に歌う事で若者を熱狂させるわけです。
 
Hound dog 元歌 Big Mama Thornton
 

プレスリーが歌うとこうなる。
加えて有名な腰フリエロエロダンスで、上目使いとくれば・・・熱狂もするわ。
 
ジョンがリバプールの港町で憧れ抜いた「エルビス・プレスリー」は南部のカッコ付けトラック野郎でしかなかった。
しかし、巧い。大音量でCDを聞いた会場でも再認識。
人間でもどうして声をこんなにコントロールできるモノなのか・・・
声質が良い。
女子だけでなく男子もトロケルように声が甘いなめらか。
クラッシクもエルビスだとこうなる。
愛の喜び オーケストラ
好きにならずにいられない

カントリー&ウエスタンはアメリカ白人の原風景
A Fool Such As I 元歌:Hank Snow
1959年エルビスだとこうなる、女の子瞬殺です。

エルビスを愛するMCもたっぷりでクラシック、C/W 、カンツオーネ、フレンチPOPと多彩な原曲との聞き比べは面白かった。
RCAレコードが保有するテイクモノ、ファンにとっても貴重な音源をイベントでは聞かせてもらえた。

主演映画で唄い、コンサートツアーでアイドルとして不動なのには「音楽」ありきだからです。
ROCKを聞く上でどうしてもルーツなるエルビス無くしては進めないのです。
アメリカ合衆国の中で南部という土地が(メンフィス、ナッシュビル)が後々シカゴ、デトロイト、カルフォル二ア、NYへと飛び火しROCKが変化したことをエルビス・プレスリーを聞く事で立ち戻れる。
彼はアーティスト以前にアイドル、アメリカンドリームの代表だと。
エルビスがいて有色人の系ミュージシャンが育ったことを忘れたくない。
エルビスを慕う200人のファンに混じり エルビスを偲んだこの日のことは
四日遅れにはなったがこのmemoを残したい。
 
今年の8月16日は「ココロ見」スタートのmemoを優先したが佐野翁が奈良からの発信で日本人に必要な音楽を創り続ける剛さんに予言のように言った、

「あんたさんはあと5年で成し遂げる」この言葉を聞いて
「四十にして不動」はもう秒読みなのです。
ジョン(40歳)やエルビス(42歳)の早世した人生を思うと
剛さんのくり返し語る「一瞬一瞬を大切にする」真実味が増します。
 
2007年8月16日memo
五年前もmemoしてます。



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