MANGAのドラマ [堂本剛]
天魔さんがゆく
Episode.3-2「笑う温泉霊の謎」
戦時中戦意高揚の為全てのメディア、娯楽は検閲により統制され軍部の思い通りとなる。
笑いと漫画が消えた。
本日68年前午前1時45分,核爆弾Mk−1を搭載したエノラ・ゲイ号はヒロシマに向かって離陸した。
忘れてはならない戦争を今年は宮崎作品の「風立ちぬ」が公開されアニメは伝えてくれてます。
実体験をもとに壮絶な作品を残している中沢啓治さん水木しげるさん、漫画の神様手塚治虫氏です。
漫画は低俗なもの、知能を下落させ「悪」としてコドモには有害とされた時期を経て世界で認知されるカルチャーとしてメッセージを届けています。
今回の漫画ネタはもし手塚治虫の「意思」と天魔さんの「手」が合体したら・・・
を思うと何を伝えてくれるのかなぁーと思うのです。
紙の砦は神の手・・・
漫画を描くことを許されなかった実体験をもとにした作品
少年ジャンプ連載当時は読者のコドモよりも編集長、有識者の後押しで世界中に広がる
妖怪ばかりではありません、壮絶な戦争体験を9刊残してます。
言論の自由を奪われた時代が終わり表現者として、戦争と政府、政治への批判精神は「漫画」の中でひっそり残されている。
Episode.3-2のベルサイユ目白さんの思いと漫画を楽しみに出現した兵隊さん看護婦さんの幽霊が伝えるのは
笑うというささやかな幸せを忘れないでください。だったんだと思う。
8月6日この日に放送を合わせたことも忘れません。