SSブログ

ココロ目宮大工の賢人 [ココロ目]

ココロ見
大阪駅R0158979.jpg
リニュアルした大阪駅
駅はドラマティック
人と人が交差しそれぞれの目的地に散る
接点はないけど同じ日同じ場所にいた。
点と点

点と点がつながると線になる
奈良の賢人
東京の賢人
山の賢人
が線となり「運命」について語り合う。
ココロ見の面白いのはそこから生まれる転回。

今回も面白い共通点と気付きが楽しめた。

木は木こりに聞け!だけじゃないんだね。
宮大工さんのお話は大工の神様、聖徳太子病気回復祈願建立の法輪寺。
その法輪寺三重塔再建を26歳で任された宮大工の小川三夫さんに聞く。

再建は宮大工さんの叡智は先代との力量との勝負。
同じ力量が無いと完成できない。
その力量の為に必要なのは・・・

素直生きることが一番
素直に見れば解ける
素直と素直はお互いが疲れない
素直に生きれば楽
運命も素直に触れてないと自分のものにできない。

剛さんの人となりを見抜く眼力に驚いた。

剛さんを重い屋根や直材の柱を支える癖のある横架材の「アテの木」と見抜く。


小川さんは素直に剛さんを見てると解ると言う、面白い。


アテ.jpg
山の斜面の木が空に向かって真っ直ぐに成長するのは木の工夫。
伸ばし支える斜面下側、上側は収縮することで真っ直ぐ空に向かう。

しかも切られて尚その気質が失せないのを初めて知る。
木造建築は生きてる。
1,300年間も現存する日本の仏閣
世界に誇れる木の性質を見抜くのは熟練の大工さんが伝承していた。
この固く癖のある「アテ」の木は使い方で役に立つんだそうです。
アテの性質を活かすも手こずらされるのも先人の叡智を受け継ぐ真の大工さん。




前回放送の十津川村の木こり、東正直爺も「ジン」を探し求めて彫っていた。
固い芯のある木「ジン」をコリコリと想いを込めて削っていた。
「アテ」「ジン」には木を愛でる人には特別な木なのかもしれない。
恵まれた環境でスクスクと育つ直材にはない無い逞しさや思い通りには成形されない未知数が惹き付けるのかもしれない。

ジャニーさんは宮大工の棟梁みたいだ、と思った。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(1) 
共通テーマ:音楽

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。