B☆S JUN'S MEMO 2：SSブログ

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From T　[ココロ目]

8月29日リリース

72歳の拓郎が今年選んだプレイリストです、ベストアルバムとはニュアンスが違う。

もう一度聞いて欲しい、思い入れのある楽曲・・・拓郎72歳の心のうちが覗けるチョイスです。

攻めるな〜〜ディランみたいだファンを喜ばせてる、４社レーベルの壁も大人の事情も全部取っ払いこんな涙の出るようなアルバムが出せるんだもん素晴らしいの一言。リリース前は選曲を発表しない、クイズで曲名を当てさせるファンのお楽しみ企画まで用意していた。ライナーノーツも全曲に拓郎のコメントが付いてた。

自分的にはアルバム「こんにちは」から「君のスピードで」が選ばれたことに大拍手なのだ。勝手ですがこの楽曲を聴いたとき剛さんに向けてるとしか思えない歌詞とユルユルズレズレBPMな曲です。名曲は普遍的に当てはまる要素があり自分勝手に自分の私物化が可能なリリックなのです。でも特別付録ライナーノーツ「Tからの贈り物」では・・・「君のスピードで」は仲間から勇気をもらったこと録音時が楽しかったことラブソングとして最高だと自負してること・・・が書かれてた。誰かを励ましたり背中を押すんじゃなく仲間との関係の中で許容量を広げ認め合う、LOVE SONGとして傑作なんだと。

1970年代のメジャーなヒット曲もなくどれもこれも拓郎のコアなファンなら腑に落ちる選曲の27曲なんだろうけどKinKi Kidsファンの自分からだとどうしてLOVELOVEあいしてるから離れた最初のアルバム「こんにちわ」に置かれた「ありがとう」が入って欲しいものだが事情があるんでしょうね。

お薦めはLOVE2以前1995年の楽曲「淋しき街」はTOKYOの姉と慕うＺＵＺＵ（安井かずみ）が消えた虚無感が滲むリリック。TOKYOの姉の「街」から「広島」の姉の「街」への想いを歌詞にしているが故郷には帰らないのが前提のTOKYOなのです。

同じ匂いなのだ。

発売済みなので・・・選曲memo