無音で見たもの。

KinKiKidsコンサート思い出しmemo
音が消えた

バックステージ近くの２本の鉄塔
バナナみたいな小さめの縦長スピーカーを下げてる奴
スタンド１階席で目前にあると目障りな代物で鉄塔を中心に体のを左右に動かさなければならない。
自宅前にマンションが建つと遠くの眺めも近所も全く見えなくなるのと同じです。
近くの鉄塔の隙間からステージを見るのはうっとおしい。
スピーカーを積み上げていた頃のステージだと、ゴロゴロ、ボコボコ目障りでダンスのフォーメションの邪魔をしていた。


2012年コンサート天井のフライングスピーカーと飛行船
天井取付けの大型メシュ板からの吊り下げ式のフライングスピーカーだと背面の高さが制限され浮遊に迫力が出なかった。
最近の鉄塔式だとメインステージはスッキリし、ステージ背景がめーいっぱい使えてドーム隅々まで使い全体がデザインされる。
今年の東京ドームはドーム天井もキャンバスだったし天井席は俯瞰で眺められる極上席でした。

コンサート終盤の最大の見せ所で放送事故は起きた。

無音なのだ

歌声、オーケストラが完全に消えたのだ。
巨大なバルーンは二人を２階席まで運んできたが交差の瞬間スピーカーを塞いだ。
２階席の音の安定と１階席上段へ音響はこの二本の鉄塔が支えてくれていたことがはっきり分かった瞬間です。
ストーンズのドーム公演の音響の素晴らしさは特別ですが追従する日本のLIVEでこの鉄塔の威力を思い知らされた。
歪まずおつりなしくぐもらず生演奏の臨場感はこの邪魔者のおかげでした。

Sound of silence

パラレルワールド、あのHarmony of Decemberのエンディングの世界が見えた。

物語の主人公が。。。

双眼鏡で見られてる！


DECEMBER号・・・ 音無しの空間で瞬間移動していた。