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京都、帰ります。 [shamanara]

京の本物
20140907松明.jpg
本日、帰路新幹線ホームで本物の舞妓はん一行と遭遇した。
二人の舞妓さん、二人の芸妓さん、二人の年増ネーサンとひとりの全人生花柳界です、風なバーさまが中心にいます。
それと旦那ハンかな男性一人のご一行でした。
外個人観光客含め遠巻きにソワソワしチラチラ見る二十人の人だかりです。
グリーン車両ではこんなこともあるんだ舞妓さん見れたよ・・・とね。
舞妓はんはコーチなんぞのキャスタートランクを引いているのがイマドキな娘でした。
でも、舞妓一年目の髪型本物地毛の鬢で割しのぶ、年忌の入ったイブシ銀のカンザシ、櫛もサッパリと地味めです。
ヨルのお座敷用のダラリ帯や長振り袖なんぞではありません、普通のお昼のお出かけなのです。
夏なので単衣に道行きコート、これもネーさんのお下がりか地味で時代がついてる。
本人とお衣装が似合ってない。
年齢が上がる芸妓さんはさすがで「粋」な夏支度で帯とキモノの見立てもよく、シャンとしています。
更に年上のお囃子のネーサンは呂の夏仕立ての道行きで涼しげ・・・
でも一番インパクトのあったのは中心にいる八十代のバー様。
芸の師匠さんかな、置屋の女将さんかな強烈なオーラで佇んでます。
小ちゃいし痩せてるし、色白の肌に黒髪をキリリと巻き上げ全員の中で一番にシャンとしてる。
幼少時より人生のすべて花柳界で生きてきた重みが目を惹き付けます。

舞妓さん、目が合い自分が「二ッ」て笑いかけると「二コッ」と微笑む。
カワイイ〜〜ッです。でも修行が足んないね、花代無しでは愛想はいりませんよ。
芸妓さんこの世のものとは思われない「色気」で昼の新幹線ホームでツンとしています。
キレイイ〜〜ッです。隠しきれない見ているだけでもおもてなしの達人です。
遠巻きに遠慮気味な立ち位置の年増ねーさん
カッコイイ〜〜ッです。三味線持たせりゃ凄いんです。
京都の街中に溢れてる「にわか浴衣娘」と「キモノレンタル着ました」とはまったく違う玄人の集団です。

本物を知る大事さを教わった音色です。↓
もし、新幹線のホームで・・・
大好きなアーティストと遭遇したとしたら・・・

どーなるんだろうね。
冷静ではいられないことは確かです。

新幹線仙台駅ホーム、顔を上げたら目の前に土屋公平さんがいた。
出た言葉は
「蘭丸出るんだ・・・」
友だちにでも言うような失礼なことを言ってしまった。
公平ちゃんは大人で親切です。
「・・・」笑顔でうなづいて「出るよ」と無言で答えくれました。

メンバーもグリーン車に乗せてあげてください、事務所さま。


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