正倉院展 [shamanara]
大阪松竹座と背中合わせに近鉄難波駅がありアクセス良しです。
今までなんで千日前、日本橋そして難波周辺に目が行かなかったのかが不思議。
京セラドームへも阪神電鉄を使えば便利なはずですし今回の小喜利の私は新発見多しです。
で奈良通い。
本日チケ無しにつき正倉院展へgo!
近鉄難波駅にて「世界遺産フリーきっぷ」と一緒に正倉院展チケットを購入。
奈良国立博物館では10分待ちでスイスイと入場。
イヤホンガイドを聞きながらじっくり回ります。
一番人気はやはり遠巻きで近づけないので小喜利双眼鏡でガンミです。
国宝の最高水準を観賞したあとはミュージアムグッズも白けてしまいます。
これが審美眼という自分の中の「美」のハードルを上げる結果です。
本物を見続けると「贋作」が解るようになる。
これは茶道の先生に言われ続けた教えでした。
だから、お稽古といえどお弟子さんには本物の時代のついたお道具を扱わせると。
緊張するし扱いの慎重になる。
集中するからか、いにしえの作者の心にも触れた、錯覚をしました。
ガラスケースに鎮座する国宝たち暗闇のつづらから光を受けて目をさますんでしょうね。
日本人の几帳面さと物を大切に扱う心と工夫が奇跡の保存をさせているんだと思う。
一番人気はこちら
双眼鏡で見ましたよ。
そりゃぁ緻密でお見事です。
雲上人の信仰への想いが伝わる宝が多い2013年でした。
お気に入りいなったのはこちら
大理石を丸くくりぬき磨いた器を支えるのは獅子の五頭。
香炉なので火を入れるために持ち上げているのです。
後ろ足をつっぱらせて働きものですね。
法善寺界隈は野良猫天国です。
小喜利初日のお題「この写真を見て一言」の
黒ニャンコが背伸びして足つっぱている写真を思い出したのです。
こういうユーモアは1300年前からあるんだね。
そして、庶民の自分はペットボトルにひょうたん型にする愛嬌を愛します。
なかなか遭遇しない「ごろごろ水」しかもSQUAER柄を見つけて購入なのですが
剛さんお気に入りに弱いということです。
至宝を堪能して一句。
おタカラの 金銀赤で 儲けるな
あつめては 二階へ配る 赤い雨