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雪月花の誇りと四角 [小喜利の私]

00演舞場丸提灯のコピー.png
新橋演舞場の印が見つからない。
松竹さんのは大阪でも京都南座でも馴染みの「松と竹」印がクッキリなのです。
最初に気になったのは三階席の提灯、見慣れぬアゲハ蝶?これは斜めに見ていて勘違いでした。
レセプションの係の方にお願いして教えて頂いたのが「雪月花」蝶々に見えていたのは桜の花びらと花弁でした。
雪月花.jpg
そして建物にも・・・ありました。
松竹さんの傘下で新橋演舞場の意地を見た気がします。
チラシ、パンフレットの劇場名の横に松竹の印はありません。
舞台上では探しても見つかりませんでいたが「花道」の揚幕にはクッキリ「雪月花」の座紋が染め抜かれてました。
元々新橋の芸者さんの踊りの修練と披露とする小屋が出発で戦後破壊されたが松竹さんの興行用劇場としよみがえったと。
東京に愛され庶民の心を掴んでいる劇場です。
願わくば「松に竹の花」として堂本剛の馴染みの劇場になって欲しいと思う伝統と歴史のある劇場でした。
劇場スタッフの心意気や行き届いた接客を見ていてもそう思います。
コウイチさんが「東に宝の星」ならばね、芸能の老舗、両雄の一翼松竹さんとの今後が楽しみです。
大提灯と秋空.jpg
ニッポン晴れの青空と大提灯
見つけました。新橋演舞場のスクエアです。
 演舞場フロントR0167160.jpg
正面のレセプションに飾られてます。
初代の演舞場外壁を飾ったテラコッタの文様を木製で再現した正方形幾何学模様の装飾壁です。
竣工時の現物は今はこの劇場ではみられません。

そしてもう一つのスクエア
2013ステージ奈落.jpg
初日の3階席から見たのは高座の横にポッカリ開いた奈落へつながるせり出しの四角の穴でした。
公演中、解答する剛さんの並びでこの四角の穴、怖かったです。
この四角い穴、つよっしー登場の大事な演出用でした。
そしてもうひとつの「しかく」
三階席では得点の十点が天井に隠れて見えません。
独演会のタイトル看板もね、演舞場の死角なのでした。
明日の千秋楽では果たして新橋の誇り座紋「雪月花提灯」が最上部に乗るのか興味深いです。


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