紅白幕 [小喜利の私]
大阪松竹座
オープニング登場
紅白幕と鳴り物
紅白幕が張られていてどうなるか・・・
逆光に浮かび上がる黒い影に会場が一気に沸き立つ
みなと未来TANKの名シーン「美しくあるために」の記憶が錯綜します。
人力で左右の引かれるていく紅白幕のですが、ギクシャクしている。
歌舞伎だと一斉に引き落とされるんですけど引き戸のように左右へハケル。
スモークもモクモクでテンヤワンヤで高座へ移動。
ゲホゲホとむせるのかボヤキからスタートです。
初日は三階席なのでほとんど把握できてない。
31日昼の一階中央サイドで漸く解るがモニター頼りでやっぱり解らない。
じらしの登場でした。
紅白幕の言われを調べて驚いた。
源平合戦の平家源氏由来の他に「赤」は赤ちゃんで誕生を「白」は死で人生の終わりを意味してるとありました。
生まれてからあの世へ行くまでの人生すべてを「祝う」ことでめでたい幕だと。
命だったんだ。
背後には昨年同様に松竹座の鳴り物、打ならされる太鼓と鐘,三味線の出囃子は古典ながらやっぱり日本人にはピンと来ます。
場面を伝える音って大事です。
「小喜利の私」の精神には
SHAMANIPPON
が脈々と流れる空間だと思う瞬間でした。
シンプルだけど心に残るオープニングとなりました。