冬眠 [二四節気]
2012年12月12日、12並びの今日からの七十二候は
熊蟄穴(くまあなにこもる)
熊さん冬眠のため穴にこもるです。
寒いですもんね。
明日の新月を前にカミソリのような月と金星が夜明け前に見えます。
日の出とともに薄らぐ儚い瞬間がとても奇麗です。
先週8日のRADIOで「今日は針供養の日」を取り上げ、
農耕民族の日本人は工具を大事にするし、自分だとギターのメンテナンスに置き換えて話してた。
日々愛機のことに思いやると、楽器もそれに応えてくれる気がすると。
道具を大事にすることは職人なら当たり前な習慣でした。
「小喜利の私」で訪れた大阪、三津寺通りの「包丁研ぎ」のおじさんが教えてくれた。
「今時は板前さんくらいしかお客がいなくてね、ここにはお得意さんが多いんだよ」
ぴっかぴっかの包丁に板さんの心意気が映っていました。
砥石で包丁を研ぐのは当たり前に母もしていた。
高度成長のモノに溢れ使い捨てが当たり前の風潮は現在はあまり無い。
「ECO」というムーブメントに乗せられ、不景気に節約せざるおえない。
イタリアのように都市ガスの使用時間の制限、
他国から購入するため高額な電気は冬の暖房を節約させてる。
このくにも原発撤廃を決意するなら民も覚悟がいります。
人も冬眠しなければならない時代です。
そして剛さん、20代の頃に成りたいと言っていた
「職人さん」にもうしっかり成ってますね。