かたりあう二人 [奈良ごとLIVE]
12月Ⅰ日のRADIOの最後のコメントに
何が正しいのかは自分自身が決め自分自身から始めなくてはならない。
生き方、コミュニティも多いのです。
ゼッタイ正しいを見つけるの非常に難しいです。
そんな時、昔に戻ってみてください。
間違ってることは間違いだとおおよその目安はつきます。
このコメントに「愚者は体験に学び、賢者は歴史に学ぶ」の格言を思い出し
平城宮跡整備の歴史をネットで調べてみた。
棚田嘉十郎さんを知りました。
国、県、市も見捨てた荒れ地の平城宮跡の整備と保存に奔走された方です。
歴史ある平城宮跡地を見分けもつかないほどにしてしまったことに「恥」を感じ行動されたのです。
民間人で、私財をつぎ込み「変人」扱いの中で意思を通しで最後は自害で生涯を終えた方です。
彼の熱意に市長が賛同し遺構の発掘のきっかけを作ります。
100年前の遷都1200年祭はこの方の保存運動のおかげで開催されました。
時代は変わり地球温暖化防止に、CO2削減に、環境保護に世界中がチカラを合わせてる時代です。
棚田翁の生きた時代とは異なります。
でも、国の始まりの地への敬愛の心は変わりません。
個人が取り戻した「日本の大切な場所」の歴史があるなら
100年後の自分も大切にしたいと思うのです。
愚者は体験に学ぶ
自分の持つ小さな体験です。
忘れられない風景です。
2009年の大極殿が建設中の頃、大勢の剛さんファンはこの場所を目指してた。
剛さんが座ったと思われる一画は順番待ちで交代で確保して座るという具合です。
夕日も落ち暗闇が迫る第2次大極殿の石舞台の上で話こむ二人を見つけた。
何の話かは解らないが座り込み話てる若い二人を眺めて
「ファンって可愛いもんだなぁ」その思いが背景に天の川をフォトショップで足し、
このコたちも願っているであろう星降る野外LIVEをイメージしブログに残した。
2009年7月5日memo↓
http://endli9cheri12.blog.so-net.ne.jp/2009-07-05-1
この画像はつづくの中にあります。
土色なのが草原を剥がす予定のシンボルゾーン地区。
石舞台が今回のセメント舗装工事に対象なのを関西のTVニュースで知った。
国土交通省の担当がインタビューアーに指し示す工事計画にはっきりと映し出された。
「工事は計画通り進めます」のコメントに現在の第一次朝堂院工事終了後
いずれ残りのシンボルゾーンに着手することになるのだろうか。
↓工事の存在を知ってから見たYouTubeの読売ニュース
http://www.youtube.com/watch?v=Wp8xL5h7cgo&feature=share
2010年
遷都1300年祭のあった2010年はこの場所には
立ち入り禁止の木の冊で囲われて石舞台へ上がることはできるが
中へ入ることはできなかった。
拒否されているようでガッカリした。
確かに通年の数倍の人出が見込まれると保護としては妥当です。
平城宮跡 の喧騒の今年をやり過ごすのを待つしかないと。
その木の冊のギリギリに立ちサックスを練習している若者と遭遇した。
選曲は「春涙」すぐにコアな剛さんファンと解る曲でした。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
2010年7月8日の夕暮れでした。
2011年
遷都1300祭翌年は静まり返り基壇に人はいない。
この年の台風は関西に多くの被害をもたらした。
2011年9月5日水たまりに曇り空と草が映しだされていた。
2012年の第二次大極殿
今年2012年の夏shipのLIVEがお休みの日に
石舞台を眺めながらランチピクニックをした。
その時もピンクのかさしゃまの剛さんファンがいた。
ファンってかわいいのです。
初めて平城宮跡を訪ねた2009年から2012年まで
自分の体験の中で学んだのはこの場所で「かたりあう二人」の姿と
緑に染まる風景が好きなこと、こんなことくらいです。
100年の長い時が築いた歴史と3年の小さな自分の体験が合致する。
「国の始まりの地」を大切にするのことで一致する、間違っていなかったのす。
平城宮跡の風景を変えないため
工事中止の署名を集めてます。
↓用紙に署名されて郵送してください。
http://narapress.jp/hjk/#syomei