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始まった工事 [奈良ごとLIVE]

年末に向けて商店街は一番の盛り上りを見せるこの時期
近鉄奈良駅前に囲いがされ工事が進行している。

広場開設当初の市長さんは

奈良へ地下駅に到着し階段をあがり
   地上でみる空から奈良が始まる。

行基広場建設時にそんなことをのべていた。
解ってる、本当に他県から訪れるカンコウキャクの心を掴んでいる。
そう思うコメントをネットで見つけた。

あー奈良だ。

そう思うのが見上げた空と雲が教えてくれるんだよね。
それは盛岡駅でも感じた。
地元を愛する行政の魂が詰まっていた。
空が広々としサッパリはしているがJR盛岡駅の目立たない
「もりおか 啄木」が駅名が石川啄木自身の筆なのです。
その上に広がる広大な青空に感動した。
盛岡R0158886.jpg
北国らしく通路も商店も地下へ移し地上は空間が広がります。

近鉄奈良駅でいつも思うのが駅ビルの建物。
今だ通過するだけでビルの階上へは一度も足を踏み入れたことはありません。
奈良観光の案内や奈良ホテル別館もあったようですが現在は撤退。
あれだけの至便なビルがカンコウキャクにも地元の方にも認知されないのは不思議に思うばかりです。
国鉄と私鉄の相違なのかなぁ。
商業ビルの目的は集客なのに自分は目もくれないのです。
その結果がテナントの撤退。
市当局も必要なしと観光窓口を退いた。

あのビルのスペースが「奈良に来たぞっ』と歓迎を感じる広場で
あったらと思うのは自分だけなのかな.

予算2億近くかけて建てられるガラスの屋根と6本の太い柱を想像するが
バリアフリーでもなく見通しも悪くなる。

行基様R0012006 2.jpg
2010年の行基様右片隅に腰掛ける人の隣に賢治の詩碑が見えます。

行基さまの選ばれた生涯に似合わないです。
もしくは行基さまが反発を感じたお上の達しとは庶民の意思を黙殺することを
見せてくれる反面教師なのかもしれないとさえ思う。


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