緊急事態 [奈良ごとLIVE]
平城宮跡の工事が始まっていた。
国営公園として国土交通省 主幹ですでに計画は記者クラブへリリース発表
なのに国民は知らなかった。
リリースの内容を読んで愕然とした。
http://www.kkr.mlit.go.jp/asuka/heijo/activities/current/pdf/120920release.pdf
草原が無くなる。
鳥や虫の声が消える。
このくにの原風景が喪失する。
来年3月完成予定で工事は始まってた。
1300年の風化は事実です。
それを含め広大な跡地に想いを飛ばす。
この「くに」の始まりは湿地帯で青々とした草原から始まり
この地に都が築かれた原風景です。
草むらに戻ることは過去に立ち戻ること。
草原の土中には木簡、土器様々な当時の忘れ物が眠ってる。
何も見つけようとしないまま、それを半年で塞ぐのです。
砂利に被われる中途半端な復元は必要とは思いません。
私たちの観光に便利なようにが「大義」であるなら
2012年にこれを許した「時代」の人々と呼ばれるほうが不名誉です。
それは今の草原になるまでの気の遠くなる時空を考えれば瞬時に判断のつくことです。
大極殿前の広場がすでに侵略外来種の紫爪草がはびこる殺伐とした状況を見るにつけても許していけない思いです。
2009年あの場所で感じた「命」の風景は砂利からは得られません。
あの鳥の巣が取り除かれ鳴き声の消えた風景からは。
http://endli9cheri12.blog.so-net.ne.jp/2009-07-14
来年は消える運命を止めたいです。