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Kyoto思い出しmemo [平安神宮奉納]

最終日9月16日のLIVE前

京都memo
FUNKR0158217.jpg

LIVE参加までの時間は銀閣寺近くの哲学の道に決定。
目的は15年前京都の友人に連れられて行ったお店探し。
蓄音機で78回転を聞かせてくれる店は場所も名前も覚えてない。
現在営業しているのかも解らない。
「縁」があれば辿り着くだろう・・・の運試しで出発。
すっかり様変わりし裏原宿のごとき変貌。
静かな散策の小径は観光客で溢れてた。

風R0158213.jpg
その中にも京都らしいアートしてるお店もある。
この日のLIVEの前触れのようなお店を発見。
店名もズバリ「風」
手つくりのモビール、風車、風鈴が並んでます。
















そして京都にも堂女さんがいました。
しゃましょいR0158215.jpg
しゃましょいのリュックを背負う3人の剛さんファン。
声をかけて撮影をお願いしました。
リュックに見事に変身したしゃましょいからは3人でLIVEに参加する楽しさオーラが出てました。
仲良しって気持ちが良いです。
そしてまったく見知らぬ同士でもすぐに気持ちが通じ合う。
夜のLIVE参加に向けてお互いのことを気付き合えるのです。
木漏れ日の道を歩くだけのシンプルな行動にこそ「哲学」(智を愛する)時間が持てるのです。
この道の役目は独り思索にふける散歩路でもあり
友と将来や進む道を語り合う小径として何万もの思い出を作ってきた道です。
本日、新しい思い出がこの道に加わった。
住む場所は違うそれぞれの3人と自分が出会うことをこの道が用意してくれていた。



それにしても見つからない。
地元にお店の方に尋ねても「知らないなぁ〜」でした。

法然院aR0158221.jpg
直感で訪れたのは「法然院」さん。
このお寺さんも友に連れられて行ったお寺さんです。
当時は「地味な寺だな」くらいの印象でした。
本日はまったく違う感動が待っていた。
奈良で訪れたお寺さんと通じる受け入れるお寺さんです。
茅ふきの山門が美しいのです。。。。
この鄙びた門が衆人を受け入れる心の現れに感じた。
丁度山田真章貫主(かんす)の講話が始まることから1時間の参加を決めました。
愛より慈悲
絆より縁
全員が同じ想いを抱くことが一番大切
なんだか剛さんが日頃伝えてくれる言葉、沢山発見しました。

「縁」がすべてと伝言でした。



いよいよLIVEに向けて下山の時刻が近づく。
迷子R0158225.jpg
バス停に向かう帰り道でついに見覚えのある洋館を見つけた。
夏場で蔦が被い繁るが確かにこのお店です。
中に入り確認、まさしくこのお店。
アンティークと古本、そして蓄音機。



サッチモR0158223.jpg

マスターにいきさつを伝え念願のリクエストに快諾を得た。
曲はルイアーム・ストロング

Le Vie en rose
この曲を蓄音機で聞きたくて焦がれてた。
二人でレコード盤のコレクションの中から探します。
DECCAのラベルが出てきた。
「これですね。」
アイスコーヒーを飲みながら鳥肌もんのサッチモが流れる。
電気を一切使わない手回しの蓄音機からトランペットは吹く息まで見えてくる。
流れるしわがれ声はまるで隣で歌っているように感じる。
最近の人はデジタルの音が自分の音楽なのでこの生な音には反応しないから・・・とオーナー。
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店内の古本は絵本「赤い鳥」や戦前の探偵小説、怪奇小説の古本に混じってデュークエリントンの絵本(洋書)なんかもあったりする。

「次にいらしゃる時はこのお店も無いかもですね。」
そんなことをつぶやかれている。

哲学の道、散歩のあと至福の音の中でお茶なんてゼッタイに
他では経験できないんだけどな。


お店の名前は・・・

「迷子」


京都で繋いだ縁でした。



今日から燕が南へ帰ります


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