平安神宮LIVE2012初日 [平安神宮奉納]
平安神宮LIVE2012初日
あいにくというより春分から数えて二百二十日は荒れる日といわれてる。
台風16号接近中怪しい空模様に空飛ぶ鳥もねぐらへ急いでるようだ。
シルエットだとわからないけど羽根を広げて空中を飛ぶ。
ステージ中央は四角に結界を表す注連縄(シメナワ)で仕切られています。
俗界と天界の結界は自然界の脅威から守る印。
白い紙で雷を模した神垂が計16枚下がってる。
ステージ上の行灯には「命」
shamanipponの手書き風マーク。
7時開演時間をやや過ぎた。
モノローグはゴールドのマスクにキモノをアレンジした衣装で優美な踊りでスタート。
インスト「意思?」がオープニングという意表を憑く新鮮なスタートだった。
つづく「くにのうた」5弦ベースソロが登場し「にひ」と続く。
背後には森多門くんが控える。
セトリはsamanipponにからの選曲にshipで降臨の新曲アレンジを加えて登場。
初日の初見でオーディエンスが立ち竦む。
半円で囲むメンバーと掛け合い、メンバーと弾き合い、メンバーを見つめる。
鳴き通す秋の虫たちのパワーはオーディエンスのクラップに負けない。
予想通りの展開だ。
LIVE盤へのこだわりに微妙な呼応の観客席・・・
その曖昧なざわめきさを鋭く感知するのは長年のオーディエンスと築いてきた呼吸かな。
知っているんだと思う。
自分たちが「声」という楽器を楽しみにしていることを。
何でだろうのリフレイン 必ず 必ず。