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万灯籠、太陽神 [shamanara]

春日大社御創建千二百五十年奉祝万灯籠

9月17日memo

漆黒の闇を知る

東大寺十七夜の夜の観光コースの続きです。

春日大社創建1250年の秋の万灯籠に遭遇は幸運です。

東大寺さんも広大ですがお隣春日大社さん街の原始林も更に広大です。常夜灯に万灯籠、提灯で明かりとり充分だろうと思って参道を歩くうちに恐怖の漆黒の闇です。目の前に何かが横切ってもわかないくらいに「真っ黒な空間」は都会の屋外ではあり得ない。

春日大社祝万灯篭8467.jpg

これなら歩ける・・・と思った参道入り口。

春日大社8469.jpg

春日大社さんのレキシとか・・・とか

お知らせ灯8480.jpg

物語行灯とか賑やかなんだろう・・・それがいつしか終了し・・・

参道8478.jpg

まっ暗闇が待っていた。100圴で懐中電灯用意すれば良かったと後悔。歩きながらだと手回しのミニ懐中電灯じゃ役に立たないのです。

春日大社提灯8497.jpg

社務所で御朱印を頂き、手提げの提灯500円を買う予備のローソク1本付いてます。

社内8494.jpg

釣り式の灯籠にも火が入ります。

月夜の万灯篭8519.jpg

提灯片手に神社内を散策。月が綺麗です。

社内8496.jpg

帰りの参道の心細さは半端ないです。手提げの提灯はすでに2本目のローソクになっています。提灯がなければ自分たちの存在も示めせないどころか人がまったく居ないので道を尋ねることもできない。周囲は判別できない目印もない、どこにいるのかわからない状態になりました。

友人と励ましあいながら参道を沿いに抜け出し東大寺と春日大社の交差点を目指す。その時点で20:30どんだけ黒いのか原始林。「奈良の夜は早いよ」を実体験です。バスもフツーに動く宵の口でです。

あの灯りの一切ない暗さを体験して思ったのは「光」それも無償の明るさをくれる「昼間の太陽」古代の人々が太陽を神と崇めるのは当然の心理だと思う明るさは「安全」なのです。太陽を拝みたくもなります。

天照大神が天の岩戸に隠れれば

総力をあげて出て来てもらいたい神話

大納得でした。

 


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