73回年前の銀魂

終戦記念日・・・とするが敗けた国です

リニュアルした東京駅地下道http://www.gyokochika.com/

「街の鼓動」世界の街の写真が並ぶ行楽地下ギャラリー常設展

【皇居側】

36枚 テーマ「街の鼓動」 丸の内の「街」としての環境に相応しい世界の街角及び広場の写真を展示します。

スタッフさんが知ってか知らずかこの地をソロシングル「街」のミュージックビデオのロケ地に選んだのです。街の変貌は目を見張る。

世界の街角、広場は・・・どの国の街も戦禍をくぐり抜けた街で平和な時代がその痛みを忘れ去る。73年前のニュース映画で見た皇居広場で敗戦に虚脱した東京都民の姿、東京都庁（現：国際フォーラム）の姿は消えて高度成長期の経済を支え続けた世界への窓となった聖地です。西洋化し無国籍の迷路のような立派な地下街に淋しさを感じる。

剛さんのミュージックビデオの中に18年前の「街」がモノクロ映像で残されている。

2018年の丸の内仲通りは欅並木が大木になってます。

鼓動とは心を震わし物を動かすことで敗戦した国が勝利した国の真似をすることではないと今年は特に思う。言葉の魔法で敗戦を終戦といい換え、略奪を国益と呼ぶ行為。戦利品として将校の屍から持ち去られた「軍刀」の行方やルーズベルト大統領宛の「手紙」を残した市丸少将の書簡を思うと、負けて尚かつ毅然と高潔を通すことだと思うのです。

「銀魂」は木刀でも幸せなのを教えてくれた物語です。