祈り結ぶ [奈良ごとLIVE]
平安結祈
松屋 7階デザインギャラリー1953
このタイトルで素通りはできないというものです。
今年の正月飾りは「迎春」の代わりに剛さんのこの「平安結祈」の揮毫を飾った。
正月飾りを仕舞ってお正月の気分はおしまいにしたが、デパートの催しで素敵な出会いをした。
飾り結びが季節の祝いごとに繊細な作品として展示されていた。
昨年からお守りの収納袋に練習した「二重叶い結び」だけでは無かったんダーーーの発見です。
銀座MATSUYA 7階デザインギャラリーより(撮影可)
七草粥の始まりも判明!
「唐土の鳥」とはミサイルではなく人さらいの「鬼鳥」のことで・・・現代でもあるじゃないかと背筋の凍る歴史です。
女子の人さらいを防ぐ行事だったんですね、欧米の精霊が子供を連れて行くのを防ぐハロウィーンと同じでした。
人類初の工夫は「結ぶ」ことだったとあります。
つまり「石に木の棒を結ぶ」これで道具として斧や、作物を潰す、戦いの道具に変えたのが始まり。
紐を結ぶを生活の知恵から芸術にまで昇華させた作品が息を飲むほど綺麗でその中に「祈り」と「捧げる」を見出した。
節気ごとのお祝いを華やかに彩る心づくしが正月、5節供の結びが月替えで展示されてた。
純白の潔さも飾られ結ぶと「祈り」が聴こえてくるようです。
日本人は「糸」を「紐」に縒り「染」て「結」で手間暇かけて感動のカタチにしてしまう。
心動かすのは
平和に安らぐ祈りを込めて結ぶから。
剛さんの「縁を結いて」。。。古代からの祈り・・・深いな。