くノ一ダンサー [ココロ目]
重箱レポ
重箱の角(隅)を突っつくような思い出しmemo
Mコンがリハも少なく突貫なことは全部のステージを見てて気が付く
事務所先輩の言い放った
「本番で上達する」この荒療治な言葉を思い出した。
初日大阪京セラドーム「硝子の少年」で暗闇のバックステージに一斉にライトが集中した。
思わず吹いた。
女性ダンサー6人ふぉーゆー4人そしてKinKiKidsの二人計12人がビッシリ浮かび上がったからだ。
定員6人のエレベーターに12人が乗り合わせたのを見てしまったのだ。
翌日からふぉーゆーとKinKi二人で計6人になりそれは最終の東京ドームまで続いた。
初日の反省会で改善したんだろうと思う。
天井席から1階スタンド席へ降りてきて上段、サブセンターの目の前で見た溜息でした。
元旦にはそのバックステージ中央で目の前のアリーナHブロックです。
自分の真横を疾走する、くノ一ネーサンを目撃し息が止まった。
床に張り巡らされた配線、ムービング用レーン、観客用誘導歩道、しゃがんでるアルバイト君をすり抜け正面からダックアウト横にある地下控え室に向けてダッシュで走り抜けた。
黒いワンピースの衣装、ヒールのダンスシューズで全速力で走るのだ。
ダンサーというよりスタントマンの技です。
「硝子の少年」が流れる中、何ごともなくラベンダー色のヒラヒラ衣装に着替えて今度は正面ステージに向けて戻ります。
思わず一人のダンサーさんに拍手と声なき「スゴイ」を口パクする。
ニッコリ頷いて背中をみせるダンサーさんでした。
大阪の初日はラベンダーの衣装に着替えてからバクステに上がりフォーメーションを創る。
であのゴチャゴチャダンスだったのです。
そして思う「何で怪我しないんだろう」ってね。
集中力の成せる技か、彼女たちの足に複眼があるに違い無いと。