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リアルファンタジー [ココロ目]

BSプレミアムドラマ「PLATONIC」
第一回目放送「ストレンジャー」

スクリーンショット(2014-05-16 15.21.24).png
痛みからスタートだった。
出産シーンからの始まりは視聴者側の置かれてる立位置で千差万別な感情を引き出す入り口でした。
ずるいです。
男性にとっては永遠のコンプレックス。
出産経験の無い女性には未知の恐怖。
産科の医者はリアルに言う
「もうそろそろ出ますよー」
「はい出ました」

闇を通って出ることで生命の誕生を得る。
「もうじき生まれますよ・・・」
通念のお医者さまのファンタジーな言葉はなかったのです。

冒頭ナレーションにこの分娩室の医者のセリフ、冒頭の展開からして野島伸司です。

謎の青年の登場には口笛ニストの隠れ技があり流れる曲はSingn'in the rain「雨に唄えば」・・・
えらく古くさいアメリカ、ミュージカル映画が登場した。
久々のシリアスドラマの相手役ということでファンの期待もマックスで始まった第一話です。
設定が特殊なのも現実離れしてますが2009年公開「私の中のあなた」が実話をもとに制作され当時は倫理観、医療の現実が家族愛として「我が身」に置き換えて考えさせられる映画になり注目を浴びました。
今回の「プラトニック」は同じ臓器移植を取り上げた「サマースノー」が民放的ロマンティクドラマなのに対してどこまで家族、倫理、哲学、医療と登場人物の置かれる背景がリアルに掘り下げられてくのは充分に予測できます。
民放のように制作に横車が入るとは思えない「BSプレミアム枠」ですが有料なこと、視聴者の意見も無視できない枠でもあるのです。

作品は作り手のみで創るもの

「囚われの愛」より「美のイデア」リアルをファンタジーで最後まで貫いて欲しいドラマです。

 


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