昭和に遇いにいく。 [ココロ目]
昭和の日
昭和天皇の誕生日の祝日。
崩御された1989年からは「みどりの日」と呼ばれ2007年からは「昭和の日」と制定された。
で、明治天皇の誕生日は以前は明治節とよばれてましたが、11月3日の文化の日です。
制定は昭和23年ですがその前の昭和21年11月3日は日本国憲法が公布された日でもあります。
明治の目覚ましい近代文化の発展を遂げた時代を念頭に定められました。
「明治は遠くなりにけり」明治を生抜いた先人の苦労を忘れさせない言葉ですが薄れゆく昭和の記憶に向かって思うのは、
「昭和を無駄にしないで」
昭和の代償の大きさを忘れないで欲しいです。
でもって昭和に逢いに「男はつらいよシリーズ」を観る
「自分の気に入った作品は
人に渡したくない。
ましてや気に入らない作品を
売るわけがない、
だから金が全然入らない、
これが芸術家ですよ。」
(第12作『私の寅さん』)
寅さんのことばも沢山残されていて愛されます。
平成になってこの昭和映画の奥の深さ、昭和の文化の情と優しさに触れるのです。
両親も学校の先生もオシエテくれない言葉を見つけて思うのは、車寅次郎さん「哲学者」だということです。