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HOMEとDOME [Ginger Yell]

「篠山紀信展 写真力」
横浜美術館で今日から2月28日まで開催
招待でしたので篠山氏の解説付き鑑賞という贅沢でした。

写楽5538.jpg
「写楽」1981年1月号の両開きサイズがこの大きさです!

残念ながらジョンとヨーコの撮影時のエピソードはありませんでしたが興味深い裏話、沢山きけました。
100枚の篠山さん厳選のフォトは巨大に引き伸ばされ大迫力です、篠山紀信自身が

「見るのではなく感じてほしい」

それが開催を美術館でする意義。


写真はその時代の記憶が瞬時に戻る。
時代の世相と連動した自分史、何を思ったか何が変わったか、個人の記憶の証人者だと。
どの写真も雑誌サイズの中でしか遭遇してはいないがここに来れば巨大な記憶が刷り込まれる。
中にはB0(1456×1030)駅貼りB1(728×1030店頭用サイズ)もあるが美術館ともなると空間力は半端ない。
絵画と違い引き伸ばされた大きさで驚きが迫る。
作品のインパクトの上をいく空間を持ちそれができるのが美術館です。

ファサードb.jpg
しかもオシャレで最高の建築家による建物自体がアートしている横浜美術館はフォトギャラリーとしては贅沢な空間でした。
展示の作品の中に大相撲70年史用の1000人の大相撲関係者が3台カメラ連動同時シャッターの一発撮りは土俵上の貴乃花、曙両横綱と真ん中に行事で三人の背後に裾野のように広がる関取衆、呼び出し、事務職にいたる関係者まで個々に鮮明写されてます。
この千人撮りの苦労話しを聞いてて思ったのがDome concertの客席でした。

巨大な空間、ステージには二人のアーティストとバンマスの吉田建さん、見守るオーディエンス

毎回ドームコンサートで感動するが
5万人が一つの会場に集うあの景色です。

今回も満員の客席で無心にペンラを振り、笑い、口ずさむファンの姿を眺めるのが頼もしくて仕方がなかった。
これは会場の大きさ、空間が大きければ大きいほど感動の度合いが比例する。
「写真力」のコンセプトと同じで「音楽力」も瞬時にあの頃を連れて来てくれ「再会」できるのです。
20年連続の東京ドーム、京セラドームに参加したことで「あの頃の記憶」と会える空間なのだ。

KinKi Kidsファンは
DOMEをHOMEと
呼べる幸せ者です。

海外アーティストでは東京ドームはThe Rolling Stonesです、ダントツで。


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